現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「新型ラージSUV」17年ぶり復活へ 全長5m切り“上質デザイン”×「画期的ラゲッジ」採用! 期待の「めちゃ便利なクラウン」はどんなモデル?

ここから本文です

トヨタ「新型ラージSUV」17年ぶり復活へ 全長5m切り“上質デザイン”×「画期的ラゲッジ」採用! 期待の「めちゃ便利なクラウン」はどんなモデル?

掲載 6
トヨタ「新型ラージSUV」17年ぶり復活へ 全長5m切り“上質デザイン”×「画期的ラゲッジ」採用! 期待の「めちゃ便利なクラウン」はどんなモデル?

■クラウンの“上質さ”に「最大級の利便性」を追加

 トヨタは新型「クラウンエステート」を2024年央以降に発売する予定です。
 
 16代目の新型「クラウン」シリーズ4タイプのうち、最後に登場するモデルとして期待が高まりますが、どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】超カッコイイ!これが”17年ぶり復活”「ラージSUV」です! 画像で見る(30枚以上)

 クラウンは1955年に登場。以来、トヨタのみならず日本を代表する高級乗用車として長年ラインナップされているロングセラーモデルです。

 現行型は16代目で、2022年7月に世界初公開されました。従来の4ドアセダンに加え、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」と3つの新タイプが登場。そして歴代初のグローバルモデルとして進化しました。

 2022年9月のクロスオーバー発売を皮切りに、10月にはスポーツ、11月にはセダンが販売を開始。残るエステートは当初2023年度中の発売が予告されていました。

 しかし、2024年2月に「更なる車両の作り込みを行っている」として延期が発表され、現在は2024年央以降の発売がアナウンスされています。

 なお、北米では一足早い2023年11月15日に正式発表されており、「クラウンシグニア」という名称で2024年夏に発売されます。

 国内においては、新型クラウンシリーズの展開に合わせ、「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」として4つのモデル展示とともに、すでに販売中の3タイプの試乗会を含めた体験会を実施し、登場への期待が高まっています。

 では、新型クラウンエステートはどのようなクルマなのでしょうか。

 エステートの名称は、1999年から2007年に販売された11代目クラウンの5ドアステーションワゴンに用いられており、17年ぶりに名称が復活することとなりました。

 トヨタは「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、後席のフルフラットデッキと共に、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめる、ワゴンとSUVの融合」だと説明。

 ほかの3タイプと比べても車高が高く設定され新たにSUVスタイルとなったことに加え、フルフラットデッキを持つということから従来のクラウンエステートと同様に、広大なラゲッジルームを持つ利便性の高いモデルであることがわかります。

 パワートレインはHEV(ハイブリッド車)とPHEV(プラグインハイブリッド車)の2タイプとなり、駆動方式は4WDのみが設定されます。

 ボディサイズ(開発目標値)は全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mm。

 全長はクロスオーバーと同じで、全高は「カローラクロス」と同等、車幅はクラウンスポーツと同等になるようです。
 デザインは3タイプのいずれとも異なったもので、大きく張り出した前後フェンダーや、大径の21インチホイールを履いていることで力強さを感じさせます。

 フロントはトヨタの最新デザイン「ハンマーヘッド」を採用した点は共通していますが、複数のダイヤモンド形を融合させたグリル周辺が特徴で、ボンネットからフロントバンパー下部まで縦につながったキャラクターラインが配されるなど、立体的な仕上がりです。

 一方、ボディサイドは曲線も多用され、安定感のある太いクオーターパネルや流麗なテール形状など、都会的で洗練された印象も感じさせます。

 インテリアは操作部が集約された直線基調のインパネは共通ですが、ラゲッジスペースはかなり広く設計。

 大きな車体ですが、3列目席はなく2列シートレイアウトとなっており、その分後席・荷室ともに空間にも余裕が感じられます。

 北米仕様車では最大6.5フィート(約198cm)の荷物を積むことができると説明されているほか、2列目シートを格納した状態で、1列目との間に生じるスペースを埋めるためのボードが備えられているなど、荷室を活用するための画期的な機構も採用されています。

 従来のクラウンエステートや「クラウンワゴン」のように、クラウンの名称にふさわしい落ち着いた上質さに加え、さらに高い居住性や広い荷室をプラスさせてアクティブに過ごせるキャラクターを持ったのが、新型クラウンエステートの特徴と言えそうです。

※ ※ ※

 なお新型クラウンエステートは正式発表されていないため、デザイン以外の詳細は不明となっていますが、2024年央以降の登場が明言されていることから、早ければ夏ごろの登場が期待されます。

こんな記事も読まれています

スバルの「新型2ドアクーペ」に期待! 斬新ライトד空力ボディ”採用! まさかの「アルシオーネ」復活か!? 市販化待たれる「カクカククーペ」とは
スバルの「新型2ドアクーペ」に期待! 斬新ライトד空力ボディ”採用! まさかの「アルシオーネ」復活か!? 市販化待たれる「カクカククーペ」とは
くるまのニュース
もはや高級車!? トヨタ「プリウス」燃費より“スタイル重視”! スポーツクーペに進化した「元祖ハイブリッド車」何がいい?
もはや高級車!? トヨタ「プリウス」燃費より“スタイル重視”! スポーツクーペに進化した「元祖ハイブリッド車」何がいい?
くるまのニュース
日産、新型「コンパクトSUV」世界初公開! 新たに“海イメージ”の「斬新ライト」&最新顔が光る! 「ノート クロスオーバー」 どこが変わった?
日産、新型「コンパクトSUV」世界初公開! 新たに“海イメージ”の「斬新ライト」&最新顔が光る! 「ノート クロスオーバー」 どこが変わった?
くるまのニュース
トヨタ新型「大きな高級セダン」発表に反響多数!? まさに”クラウン級”な「FF最大級セダン」に「超カッコいい」「惚れ惚れ」の声! 豪での登場に反響アリ
トヨタ新型「大きな高級セダン」発表に反響多数!? まさに”クラウン級”な「FF最大級セダン」に「超カッコいい」「惚れ惚れ」の声! 豪での登場に反響アリ
くるまのニュース
ホンダ新型「“ミニ”ステップワゴン」初公開!? 大人気「コンパクトミニバン」8年ぶり全面刷新! フリード&ステップワゴン“共通性”持った理由とは
ホンダ新型「“ミニ”ステップワゴン」初公開!? 大人気「コンパクトミニバン」8年ぶり全面刷新! フリード&ステップワゴン“共通性”持った理由とは
くるまのニュース
ホンダが新しい「すごいSUV」今夏発売! ハリアーサイズの斬新モデル!? 約1年半ぶり復活の「CR-V」反響は?
ホンダが新しい「すごいSUV」今夏発売! ハリアーサイズの斬新モデル!? 約1年半ぶり復活の「CR-V」反響は?
くるまのニュース
トヨタ新型「クラウン“クルーガー”」公開! “迫力顔“の「3列SUV」! 豪華内装&オシャブルー新採用の「新モデル」中国に登場
トヨタ新型「クラウン“クルーガー”」公開! “迫力顔“の「3列SUV」! 豪華内装&オシャブルー新採用の「新モデル」中国に登場
くるまのニュース
三菱新型「デリカ」25年登場!?  20年ぶり全面刷新で斬新デザイン採用か どんなカタチで登場する?
三菱新型「デリカ」25年登場!? 20年ぶり全面刷新で斬新デザイン採用か どんなカタチで登場する?
くるまのニュース
ホンダ新型「スゴいSUV」まもなく登場へ 約2年ぶり“復活”で「画期的なユニット」搭載! 今夏発売の「新型CR-V」 どんな特徴がある?
ホンダ新型「スゴいSUV」まもなく登場へ 約2年ぶり“復活”で「画期的なユニット」搭載! 今夏発売の「新型CR-V」 どんな特徴がある?
くるまのニュース
スズキが新型「ハスラー」発表! 丸目“軽ワゴン”何が変わった? 斬新「ブラック顔」も登場! どんな人が買う? 
スズキが新型「ハスラー」発表! 丸目“軽ワゴン”何が変わった? 斬新「ブラック顔」も登場! どんな人が買う? 
くるまのニュース
14年ぶり全面刷新! レクサス「新型“カクカクSUV”」まもなく登場へ V6ツインターボ×「上質オシャレ内装」採用! 国内初投入「新型GX」どんなモデル?
14年ぶり全面刷新! レクサス「新型“カクカクSUV”」まもなく登場へ V6ツインターボ×「上質オシャレ内装」採用! 国内初投入「新型GX」どんなモデル?
くるまのニュース
トヨタが新型「カローラ」発表!「レトロ×スポーツ仕様」の斬新デザイン採用! イメージは「1987年式のFX16」! ド派手な「リアスポ」装備で米登場
トヨタが新型「カローラ」発表!「レトロ×スポーツ仕様」の斬新デザイン採用! イメージは「1987年式のFX16」! ド派手な「リアスポ」装備で米登場
くるまのニュース
スバルの「最上級SUV」精悍デザイン×高級内装がスゴい! アウトドア最適な「アウトバック」とは?
スバルの「最上級SUV」精悍デザイン×高級内装がスゴい! アウトドア最適な「アウトバック」とは?
くるまのニュース
約360万円から! 日産が豪華な「新型3列シートSUV」発表! めちゃ「上質インテリア」採用した“高級ブロンズ仕様”仕上げに「カッコいい」と反響あり!
約360万円から! 日産が豪華な「新型3列シートSUV」発表! めちゃ「上質インテリア」採用した“高級ブロンズ仕様”仕上げに「カッコいい」と反響あり!
くるまのニュース
ホンダから新型「ミニ ステップワゴン」登場!? どんな人が買う? “エアーが似てる”声も! 販売店への反響は
ホンダから新型「ミニ ステップワゴン」登場!? どんな人が買う? “エアーが似てる”声も! 販売店への反響は
くるまのニュース
トヨタが「新たなクラウン」を発売へ! 斬新“幾何学グリル”×「上質内装」採用! 広大トランク採用の「新型SIGNIA」 今夏後半に米で登場
トヨタが「新たなクラウン」を発売へ! 斬新“幾何学グリル”×「上質内装」採用! 広大トランク採用の「新型SIGNIA」 今夏後半に米で登場
くるまのニュース
全長4.5m! ダイハツの新型「3列シートSUV」実車登場! ゴツ顔&「5速MT」&スポーティ内装の新型「テリオス」尼で公開
全長4.5m! ダイハツの新型「3列シートSUV」実車登場! ゴツ顔&「5速MT」&スポーティ内装の新型「テリオス」尼で公開
くるまのニュース
レクサス新型「高級オフロードSUV」実車公開! まさかの「純正アウトドア仕様」に注目集まる! “悪路”駆ける斬新モデル「オーバートレイル」がカッコいい!
レクサス新型「高級オフロードSUV」実車公開! まさかの「純正アウトドア仕様」に注目集まる! “悪路”駆ける斬新モデル「オーバートレイル」がカッコいい!
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
  • cor********
    相変わらず機能的に意味のない「ブラックアウトしたインテーク風へこみ」好きだねえ・・・
  • fur********
    クラウンエステート登場を楽しみにして購入最有力候補でした。ゴルフバックが4人分余裕で乗り、車中泊にも使えそう・・・。と考えていましたが、クラウンクロスオーバーの助手席に乗ったところ、伝統の中央のエアコン吹き出し口も電動ではなく、クラウンとは思えないほど内装がプラスティック、質感がっかり、助手席は4WAY電動シートで高さを調整できない(オットマンもなし)、後席に至ってはただ倒れてフラットになるだけでスライド機構もリクライニングもなし!商用車?(笑) PHVもハイブリッドシステムも良いと認めますが、購入はないです。(言い忘れ、ヘッドレストも固定式・・・)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8890.5万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8890.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村