■スズキ「エブリイバン」ベースの軽キャンパー登場!
神奈川県藤沢市に本社をかまえるオートワンが、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて2024年9月14日より開催された「横浜キャンピングカーショー2024」に出展。
【画像】超カッコイイ! スズキ「2階建て”軽バン”」を画像で見る(60枚)
会場では、スズキ「エブリイバン」をベースにした「PICCOLO CAMPER+(ピッコロキャンパープラス)」を実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
オートワンは軽キャンパーをはじめ、車中泊・多目的車の専門製造・販売を行っている会社です。神奈川県のなかでは、唯一の軽キャンピングカー製造販売店として長きに渡って展開しています。
今回展示されたピッコロキャンパープラスは、エブリイバンをベースにしたオートワンのベーシックタイプのキャンピングカーです。車両の特徴について、担当者は以下のように話します。
「このクルマは気軽に車中泊をしたい方、またスマホの充電ができればいい、車内の照明を使いたいなど、ベーシックに利用したい方向けのモデルです。
例えば釣りや登山、自転車など趣味道具がたくさん積めるように、キャビネット自体も少なくして、荷室を広く使えるようになっています」
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1895-1990mm。
車内には、休憩時の食事がちょっとした作業をするのにも便利な脱着式テーブルが装備。使わないときはサイドに収まるため邪魔になりません。
床下にはこまごましたアイテムを収納できる床下収納も確保されています。
また車内を就寝スペースとしての活用も可能で、サイズは長さ1980mm×幅1280mmと大人2名でも十分な広々とした空間です。
さらにポップアップルーフ仕様もラインナップしており、ルーフ部分は長さ1850mm×幅1100mmと、2名の就寝が可能。ポップアップを広げれば、大人が十分に立てるスペースがあり、背を縮めることなく立ったままの着替えもできます。
このほか標準装備には、走行充電システム、サブバッテリー(38A)、12Vシガーソケット、オーバーヘットキャビネット(リア・リア左右)、就寝マット・ミニクッションなどが備わります。
また用途に合わせてオプションによって自分スタイルのクルマを作れるのも魅力のひとつです。実際に利用するユーザー、また反響について前出の担当者は以下のように話します。
「棚が1箇所ほしい、棚はまったくいらないなどお客さまによってカスタマイズできるのがポイントです。幅広く使える点で選んでいただくお客さまが多いです。
走行充電とサブバッテリーがついているので、車中泊するには申し分ないと思います。
ポップアップつき、なしの2種類を展開していますが、売れ行きでいうと半々くらいですね。
ポップアップはいらないという方もいらっしゃいますし、利用用途が2人、1人の方でも、立って着替えができたほうが良いですとか。
暑さについてはポップアップがあるほうが上から熱気が抜けて軽減するので、ポップアップありを選ばれる方もいますね」
ピッコロキャンパープラスは、駆動方式が2WDと4WDから選択が可能。車両価格は標準仕様は189万5300円から、ポップアップルーフ仕様は265万9800円からです。(税込み)
当日の会場では、ピッコロキャンパープラスをはじめオートワンの車両をじっくり眺めるユーザーも多数見受けられ、会場のなかでも賑わいをみせていました。
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