KUHL JAPANが大阪オートメッセに展示したド迫力のGT-Rデモカー
2024年2月10~12日にインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ(OAM)2024」には、過去最高660台ものカスタムカーが集結。会場内でもひときわ巨大なKUHL JAPANのブースには、同じゴールドでペイントされた新作がずらりと並んで展示されていました。中でもとくに目立っていたのが日産「GT-R」をベースとした新作コンセプトモデルで、クルマの周囲にはつねに人だかりができていて大盛況でした。
1176馬力の「R35 GT-R」降臨! フェニックスパワーの2024年モデル新作エアロが初披露されました
徹底的にこだわった細部にも注目
話を伺ったところ、この展示車両は「R35GT-R KUHLRACING 2024EDITION WIDE BODY」という車両で、まだプロトタイプながら、今後のリリースを見越した作りとなっているそうだ。
なんと言っても気になるのは、その名前の由来にもなった2024年モデルを彷彿させるフロントバンパーの形状だ。デイライトが装着された2024年モデル独特のフロントフェイスとすることで、古いモデルにも新しいテイストを吹き込むことができるのだ。
ちなみにR35の最初期モデルから2024年モデルまで全年式に装着可能となっているそうだが、2017年にボンネットに続くプレスラインが変更となっているため、プレスラインの違いで2種類のフロントバンパーとボンネットをラインアップしているそうだ。もちろんボンネットと同時に交換すれば、2016年以前のモデルを2017年以降のプレスラインに変更することも可能だ。
リアに回ると、中央に寄った4本出しのマフラーが目を引くが、バンパーもこれに合わせたデザインとなっており、巨大なディフューザーが備わるのが特徴だ。
片側30mmワイドのボディの着地はエアサスで実現
ワイドボディという名前の通り、フェンダーは拡幅されており、より太いタイヤを装着可能。フロントはフェンダー交換タイプで、リアは貼り付けタイプとなっている。ワイド幅は前後ともに片側30mmとすることで、フェンダーをカットすることなくホイール&タイヤの装着が可能だ。ちなみにこのフェンダーに21×12J -40というサイズの自社ホイールを装着し、エアサスでフェンダー内に収めているそうだ。
ちなみにまだコンセプトモデルなので、市販仕様ではサイドのカナードなどが若干おとなしくなる可能性があるそうだが、実際に見るとそのシルエットは迫力満点。早くもリリースを待ち望む声も多いようだ。
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