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ダイハツ ロッキー【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

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ダイハツ ロッキー【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

ダイハツ ロッキー(DAIHATSU ROCKY)
現行モデル発表日:2019年11月5日
車両価格:167万7000円~235万7000円

走りとスタイルの良さで人気車に。ダイハツ初のハイブリッドも登場
ダイハツの新世代アーキテクチャー「DNGA」を用いたSUV。エンジンは1.2L直3、1L直3ターボで、トランスミッションはCVTが組み合わされる。1L 直3ターボは実に秀逸で、1LのコンパクトSUVとは思えない爽快な走りを実現している。4WD車には4輪の駆動力配分を最適化して低ミュー路面でも安定した走行を可能にする「ダイナミックコントロール4WD」を採用する。

トヨタとダイハツ、共同開発の新型コンパクトSUV「ダイハツ ロッキー」と「トヨタ ライズ」を発売

全長3995mmのコンパクトボディでありながらも、前後乗員間距離は900mmを確保するなど、車内の快適性も非常に高い。さらにエンジンを発電のみに使うシリーズハイブリッドの「eスマート ハイブリッド」が新たにラインナップが加わるなど、より魅力が増した格好だ。

このeスマート ハイブリッドは、シンプルな構造でサイズもかさばらないので、市街地走行が多い小型廉価な前輪駆動モデルに適している。システムの目玉は新開発の1.2L 直3DOHCエンジンだ。自然吸気式でハイブリッド車用としてクラストップレベルの最大40%という熱効率を達成。発電専用のエンジンは最高出力82ps/最大トルク105Nm、駆動用モーターは最高出力106ps/最大トルク170Nmを発生し、WLTCモード走行燃費は28.0km/Lを実現した。

モーターのみで駆動するので、BEV的な走行フィールを予想して走り出すが、すぐにエンジンが目覚める。発電するのにもっとも効率がいい回転数で回るので、通常のエンジン車で走り出すときのような低回転からではなく、元気良く活発なエンジン音が響いてくる。バッテリー容量が4.3Ahと小型軽量なので理解できるが、ここに一種の安心感があるのも事実。多くの電動車に共通する、あまりに音の小さい走行感覚が生み出す一種の不安感がないので、その点ではホッとする。

加速力はモーター駆動車らしい力感があり、高速道路の本線合流にも余裕があった。減速時は、エンジン車に近い感覚のブレーキペダル操作で対応が可能。スマートペダルのボタンをONにすれば、回生ブレーキ制御によるアクセルペダル操作のみで加減速がコントロール可能なワンペダルドライブも可能。ただしクリープ制御があるので、完全に停止させるにはブレーキペダルでの操作が必要だ。

エンジン車との違和感があまりないのに燃費がとても優れているという、実にダイハツらしい魅力を備えたニューカマーである。

ダイハツ ロッキー 主要諸元
●全長:3995mm
●全幅:1695mm
●全高:1620mm
●ホイールベース:2525mm
●車両重量:970~1070kg
●エンジン:1L直3ターボ/1.2L直3/1.2L直3+モーター
●駆動方式:FF/4WD
●トランスミッション:CVT
●WLTCモード燃費:17.4~28.0km/L
●乗車定員:5名

[ アルバム : ダイハツ ロッキー はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

6件
  • 最近、契約しました。
    納車まで時間がかかるのは人気車であることの証明です。
    タフな顔つきと悪路も舗装道路もこなす走破性能で決定しました。
  • e~powerと比べると…
    安くで良いと言う人向けですね!

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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