ルノーは、建築家ル・コルビュジエ(1887-1965)の没後50年を記念したコンセプトカー「クーペ・コルビュジエ」を披露した。ル・コルビュジエは、“近代建築の五原則”を提唱したモダニズム建築の巨匠。ルノー クーペ・コルビュジエは、ル・コルビュジエにならって、近代建築の手法を取り入れてデザインされたという。
クーペ・コルビュジエは、ル・コルビュジエの作品の代表作であるサヴォア邸に着想を得ている。1931年につくられたサヴォア邸は休日の理想的な家を追求してデザインされた鉄筋コンクリート住宅。シンプルで幾何学的な美しさを持ち、光の取り入れ方が工夫されたサヴォア邸は、ルノーのデザイナーたちに多くのインスピレーションを与えたという。
ルノーは2年前に、自動車デザインのルーティンワークとは別に、将来のデザインを模索するひとつのエクササイズとして、世界のさまざまな作品に目を向ける活動を始めている。チームは、フランスのカルチャーに関連するさまざまなものを調査し、その結果、1930年代の黄金期の自動車に注目したという。上昇志向が強かったこの時代の作品は、建築でも自動車でも、戦後の作品に多大な影響を与えたとされる。
こうしたデザインを追求する取り組みは、今日の市販モデルに直接関係するものではないというが、クリエイティブな発想を鍛える取り組みは、将来のルノーデザインになんらかの影響を与えそうだ。
なおクーペ・コルビュジエは、10月22日からサヴォア邸で開催される“Cars for living-20世紀と21世紀の自動車とモダニズム”をテーマとする展示会で公開されるという。
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