独メルセデス・ベンツは1月20日、EV専門のサブブランド「EQ」の新型コンパクトSUV「EQA」をワールドプレミアした。
EQAは、国内にも導入されている「EQC」に続くメルセデスの電動SUV第2弾。ボディサイズは全長4,463mm×全幅1,834mm×全高1,620mmと同クラスの「GLA」(4,415mm×1,835mm×1,620mm)と比べ、全長がわずかに長いことを除けばほぼ同じ値となっている。
発売時に設定されるグレードは「EQA250」のみ。二層構造200セルの66.5kWhリチウムイオンバッテリーを床下に敷き詰めて搭載し、最高出力190hp、最大トルク375Nmのモーターで、前輪を駆動する。最高速度は160km/hにとどまるものの、0-100km/hは8.9秒と、2,040kgの車重を考慮すれば良好な数値をマーク。肝心の充電あたりの航続距離は486km(NEDC)とアナウンスされ、急速充電を使えば30分で80%までチャージ可能だ。
航続距離を延ばすため、ボディには徹底的に空力対策が施され、フロントの開口部は完全に塞がれたほか、アンダーボディもカバーによりほぼ平滑となっている。また、専用ホイールはエアロダイナミクスに配慮した形状とされ、前後ホイールスポイラーも装備する。さらに、アイコニックなブラックパネルグリルや横長のLEDエレメントなどEQならではのデザイン要素が付加されたことで、EVらしい先進性をアピールするルックスも手に入れている。
インテリアは、エアアウトレットやシートにローズゴールドカラーのアクセントが加えられ、ベースモデルと明確に差別化。ヒーターにはパワートレーンからの排熱を利用するヒートポンプが採用され、電費の向上に貢献する。「アクティブ・レーンキープ・アシスト」や「アクティブ・ブレーキ・アシスト」といった運転支援システムも標準だ。
今後、メルセデスでは、260hpを超えるハイパワー版やAWD、ロングレンジバージョンなど、多様なグレードを追加していく見込み。EQAはドイツ及び中国で生産される予定だが、まずは今春から欧州で販売が開始となる。本国価格は各種補助金控除前で47,540.5ユーロ(約600万円)と発表されている。
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メルセデス自爆で、日産ARIYAバカ売れ決定だな!