Z1100GP、Z750GP、Z400GPなどのファイアクラッカーレッドを再現
カワサキが世界に誇る名車「Z1」が誕生してから50年となる2022年。それを記念した「50th Anniversary」モデルが、2022年のZ系モデルに用意されている。
【画像11点】元ネタ「80年代のZ」Z750GPやZ400GPと最新「Z900・50周年記念車」を見比べる
「Z1」をオマージュしたネイキッドモデル・Z900RSには、それこそ往年のZ1を蘇らせたようなファイヤーボールカラーが。
また2022年初登場となるZ650RSにも、同様にZ1イメージのファイヤーボールカラーが「50th Anniversary」として用意される。
そうしたレトロ系モデル以外にも50th Anniversaryモデルが用意されているのだが、948cc水冷4気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド・Z900の50th AnniversaryモデルがモチーフにしたのはZ1ではなく……なんと80年代のZ系モデル。
1981年に海外向けモデルとして登場したZ1100GPや、国内向けでは1982年のZ400GPやZ750GPなどに採用された赤「ファイアクラッカーレッド」を専用に調合した塗料で現代に再現しているのだ。
また、フレームは艶ありのブラック仕上げになるほか、フロントフェンダー先端にZ50周年ロゴが入り、サイドシュラウドには「50th Anniversary 1972-2022」のレタリングも描かれる。
性能にかかわる装備面は通常モデルと変わりはないが、ゴールドのフロントフォークや、シボ入り専用表皮のシートが装備され、さらに特別感を盛り上げてくれる仕様となっている。
Z900 50 thAnniversaryの発売は2月1日、価格は121万円となっている。
・カワサキ Z1100GP(1981)
1981年に登場した海外向けモデルのZ1100GP。当時の空冷Z系最強モデルと言える存在で、1089ccまで排気量を拡大した空冷4気筒エンジンはキャブレターではなく電子制御フューエルインジェクションを組み合わせていた。最高出力は108馬力。
・カワサキ Z750GP(1982)
1982年に登場したZ750GP。Z750FX IIIの後継車的位置づけで、エンジンはザッパー(Z650)から発展した738ccの空冷4気筒。Z1100GP同様に電子制御フューエルインジェクションを採用し、最高出力は70馬力。当時の新車価格は64万5000円。
・カワサキ Z400GP(1982)
1982年に登場したZ400GP。Z400FXの後継車的位置づけだが、リヤサスペンションがモノショックの「ユニトラック」となったほか、エンジンの最高出力も5馬力アップの48馬力となるなど大幅に性能を向上。Z1100GP、Z750GPとは異なり燃料供給はキャブレター。1982年3月に発売となったが、7月には早々にライムグリーンカラーも追加された。当時の新車価格は47万8000円。
カワサキZ900 50th Anniversary
【エンジン・性能】
種類:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 総排気量:948cc 最高出力:92kW(125PS)/9500rpm 最大トルク:98Nm(10.0kgm)/7700rpm 燃料タンク容量:17L 変速機:6段リターン
【寸法・重量】
全長:2070 全幅:825 全高:1080 ホイールベース:1455 シート高:800(各mm) 車両重量:213kg タイヤサイズ:F120/70ZR17 R180/55ZR17
【価格】
121万円(ETC2.0標準装備、1ヵ月目点検と、3年間の定期点検、オイル交換を無償で受けられる「カワサキケア」含んだ価格)。
まとめ●上野茂岐 写真●カワサキ/八重洲出版
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みんなのコメント
別な人が同じ服着てるみたいなもんだ