■新型「CX-5」はどんなデザインに?
2025年1月13日、インスタグラムでクルマのレンダリングを制作するデジタルクリエイター「kelsonik」が、マツダ「CX-5」の次期新型のレンダリングを制作して公開しました。
【画像】超カッコイイ! マツダ新型「CX-5!?」を画像で見る(55枚)
CX-5は、マツダが製造・販売するミドルサイズのクロスオーバーSUVで、初代は2012年にデビューしました。現行モデルは、2017年にフルモデルチェンジを受けた2代目となります。
現行モデルは、2021年にマイナーチェンジが実施されていますが、デビューから7年以上が経過し、そろそろ次期新型へのフルモデルチェンジが期待されています。
モデル末期と言えども、CX-5のセールスは堅調です。2024年通期の販売台数は1万9418台。登録車販売台数ランキングでは34位に位置しています。
さらにマツダの国内販売ランキングで見ても、トップの「マツダ2」についで2位に位置しており、同社の屋台骨となる重要モデルとなっています。
CX-5のボディサイズは、全長4575mm×全幅1845mm ×全高1690mmで、マツダの「魂動デザイン」による美しいボディラインが特徴となっています。インテリアは、上質感と快適性を追求し、クラスを超えた高い質感を提供しています。
パワートレインは、直列4気筒2.0リッターおよび2.5リッターガソリン、もしくは直列4気筒2.2リッターディーゼルターボの3種類で、それぞれ6速ATの組み合わせとなります。駆動方式は、2WD(FF・前輪駆動)と、四輪電子制御「i-ACTIV AWD」が設定されています。
マツダは「人馬一体」のキーワードを用いたドライビング・フィーリングを重視しており、CX-5も意のままに操れる高い走行性能と運転の楽しさを提供しています。
そんなCX-5ですが、2024年5月10日に発表された2024年3月期決算の発表の中で、「次期『CX-5』にマツダ製のハイブリッドを搭載する計画」とアナウンスしました。つまり、正式に次期CX-5の登場が予告されたことを意味しており、その登場が心待ちにされている段階なのです。
そんな中、keisonikがインスタグラムにアップしたレンダリングは、2024年に登場した『EZ-6』のデザインを用いて、正常進化版させています。
フロントでは、大型の五角形フロントグリルを採用し、現行モデルよりも迫力のある顔つきになっています。また、フロントグリルの下側は、文様入りのLEDライトで装飾され、薄型のヘッドライトの下部に大きく配置されたデイタイムランニングライトと思われるLEDランプと調和して、精悍さを増しています。
ボディサイドは、現行モデルより高さ方向に面積が広がったサイドウィンドウと、格納式ドアハンドルが特徴的です。リアクォーターウインドウは、現行モデルの特徴の1つとなっていた「く」の字型から、ショルダーラインに沿った形状へと変化し、後席の明るさが確保されているように見受けられます。
リアでは、薄型の左右独立型のリアコンビネーションランプを採用していますが、レンダリングでは左右を繋げて横一文字の薄型としています。また、2本出しマフラーとディフューザーを備えたリアバンパーを備え、迫力を増しています。
CX-5の次期型は、2021年から北米市場で販売されている「CX-50」が後継車となるという噂が一時期流れていました。しかし、CX-50の全幅は1920mmと日本の道路事情に合わない北米市場向けのサイズであることから、その噂は一旦立ち消えています。
はたして、CX-5のフルモデルチェンジはどうなるのでしょうか。マツダからの発表を心待ちにしましょう。
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