はたして日本メーカーはどうする? アイオニック5が好評のヒョンデが、さらに使いやすい電動SUVを投入するのだ。その名はコナ・エレクトリック。ホンダ ヴェゼルクラスのコンパクトSUVで、お値段も手ごろときたらこいつはヤバイだろ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ヒョンデ
390万円台もあり得る! ヴェゼルサイズの電動SUV「ヒョンデ コナ」がまもなく発売!
■横一文字ライトをフロントマスクにも採用!
ヒョンデ コナ エレクトリック
EVを選ぶうえで気になるのが、使い勝手のいい全長4.3mクラスのモデルが少ないこと。4.3mといえばホンダ ヴェゼル(4330mm)のサイズなのだが、あの使い勝手のよさを備えた電気自動車がなかなか存在しないのだ。。
たとえば日産リーフやレクサスUXはほぼ4.5mあるし、アリアも約4.6m。ドイツ勢ではVW ID.4もアウディQ4e-tronも4.6m近くあり、メルセデスEQAやBMW iX1も4.5m前後だ。唯一、フランス勢のプジョーe-2008(4305mm)とシトロエン Ë-C4エレクトリック(4375mm)が4.3m台なのだが、両車とも500万円超という価格が購入のハードルを上げている。
そんな日本のマーケットに殴り込みをかけようとしているメーカーがある。アイオニック5で衝撃的な凱旋を果たしたヒョンデだ。
同社は3月に、コンパクトSUVである「コナ」をフルモデルチェンジした。コナにはICE(内燃機関)仕様やハイブリッドに混じって「エレクトリック」というフル電動モデルがあり、今秋にも、こいつが日本に導入されるのだ。
コナ エレクトリックのなにがすごいのか。ひとことでいうと手頃な4.3m級のボディと価格だ。
まずはボディサイズから。コナ エレクトリックの寸法は、全長4355mm×全幅1825mm×全高1575mm。前述したホンダ ヴェゼルのサイズに近似しており、都市部などでも非常に使いやすいサイズといえる。
エクステリアデザインも度肝を抜くものだ。世界的な流行でもある横一直線のLEDライトを、テールランプはもちろんフロントマスクにまで採用。デイタイムランニングライトやウインカーとして機能させているようだ。アイオニック5から導入された四角いドットの反復パターンも各部に用いられている。
インテリアはアイオニック5にも通じるプレーンなもの。インパネとインフォテインメント表示系が連続する2つの高精細ディスプレイで繋がっており、横長タブレットを眺める感覚だ。とはいえテスラのような全面ソフトスイッチに頼ったユーザーインターフェースではなく、空調やオーディオコントロールは物理スイッチで行う。シフト操作はステアリングコラムから延びるレバーを操作する作法だ。
■ベースモデルは390万円台の可能性もあり!
インテリアはプレーンさを装い、高精度感を押し出している
さて、もう1点の価格はどうか。これは上位モデルのアイオニック5の価格帯からの推測だが、相当がんばった値付けが期待できる。
兄貴分のアイオニック5は、58kWhバッテリーを積むベースモデルの価格が479万円で、72.6kWhの大容量バッテリーを積むヴォヤージュが519万円だ。いっぽうコナ エレクトリックのバッテリー容量を見ると、標準バッテリーが48.8kWh(航続距離はWLTP値で342km)で、大容量バッテリーは65.4kwh(同490km)となる。
バッテリー容量が一回り小さくなること、およびアイオニック5よりも一回り小さい車格であることから推測すると、コナ エレクトリックの価格はスタンダードレンジが400万円前半、場合によっては390万円台という値付けが予想できる。
この価格はリーフのベースモデルより安く、お買い得感のあるBYD ATTO3(440万円)すら凌ぐお値打ちEVとなる。補助金を加味すると300万円台前半のプライスとなり、相当な破壊力を持つことは間違いないだろう。
2022年には全世界で684万台を売り上げ、トヨタ、VWに次ぐ世界3位の自動車メーカーとなったヒョンデ(傘下の起亜を含む)。日本ではその勢いが分かりにくいが、同社のEVは世界市場で戦える魅力と性能を備えているといえる。日本メーカーにも発奮を期待したい!
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みんなのコメント
本当は日本車の方が優れてるって思ってるのに、韓国人への求愛アピールなのか、しきりに韓国車をヨイショしちゃうんだよね(笑)
なんなんだろ。
韓国人に何か思い入れでもあるのかな(笑)