現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ルノーの新型1.3TCeエンジンは、新型メルセデス・ベンツAクラス搭載の同型エンジン

ここから本文です

ルノーの新型1.3TCeエンジンは、新型メルセデス・ベンツAクラス搭載の同型エンジン

掲載 更新
ルノーの新型1.3TCeエンジンは、新型メルセデス・ベンツAクラス搭載の同型エンジン

2018年のジュネーブ・モーターショーには、ルノー日産アライアンスとダイムラーとのパートナーシップのもとに開発された新しい1.3ℓ直4直噴ターボが出展された。これは、デビューしたばかりの新型メルセデス・ベンツAクラスが搭載する1.3ℓM282型エンジンのルノー版である。

ルノーの新エンジン1.3TCeは、ルノーにとって新世代ガソリン・エンジンである。ルノー日産とダイムラーの共同開発による新しい1.3ℓ直4直噴ターボエンジンは、ルノーでは1.3TCe、ダイムラーではM282型と呼ばれることになる。

トヨタ自動車の情報子会社3社を統合



この新しいルノー1.3TCeエンジンはその名の通り、排気量1.3ℓの直列4気筒DOHC直噴ターボである。ルノーでは出力違いで、Energy TCe115(115ps)、Energy TCe130(130ps)、Energy TCe140(140ps)、Energy TCe160の3仕様があり、TCe140とTCe160には、7速DCTであるEDC仕様も設定される。

このエンジンを最初に積むのは、ルノー・キャプチャーとルノー・セニックである。

ルノー日産のアライアンスが関係しているだけあって、新1.3TCeは、日産GT-Rのミラーボア・コーティングが採用されている。直噴インジェクターの噴射圧は250bar、吸排気に可変バルブタイミング機構が付く。

昨年12月の発表では、TCe160エンジンをルノーセニックとグランセニックが搭載し、そのエンジンはスペインのバリャドリッド工場で生産される、としていた。

発表されているエンジンスペックは

Energy TCe 160 EDC
排気量:1330cc
最高出力:120kW(160ps)/5500rpm
最大トルク:270Nm/1800rpm

である。

同じ共同開発で生まれたダイムラー版M282型エンジンのスペックは次の通りだ。

1.3ℓ直列4気筒DOHCターボ
エンジン型式:M282型
排気量:1332cc
ボア×ストローク:72.2×81.4mm
ボア/ストローク比:1.3
ボアピッチ:85.0mm
圧縮比:10.6
バルブ数:4/シリンダー
最高出力:120kW(163ps)/5500rpm
最大トルク:250Nm/1620-4000rpm
リッター当たり出力:90kW/ℓ
ターボ:シングルスクロールターボ

排気量がルノー版の1330ccと2cc違うが、これが意味するところはいまのところ不明だ。
M282型は、ダイムラーが特許を持つ「デルタ・シリンダーヘッド」と呼ぶ、新しいシリンダーヘッドを使うというから、このあたりで1.3TCeとM282で違いがあるのかもしれない。
燃料噴射圧は、どちらも250barと発表されている。


【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

261.5282.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
セニックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

261.5282.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村