これが最後のジュリエッタ──特別仕様「ヴェローチェ・スペチアーレ」登場

2月2日、アルファロメオの輸入元であるFACジャパンは、5ドアハッチバック「ジュリエッタ」の特別仕様「ヴェローチェ・スペチアーレ」を発表した。

2010年に登場したジュリエッタは「147」の後継モデルで、アルファロメのエントリーモデルだ。登場から11年を迎えた今年、ジュリエッタは販売中止される。

特別仕様の「ヴェローチェ・スペチアーレ」は最後の限定モデルだ。外装は、フロントグリルフレームやサイドスカート、ドアミラーカバーにカーボンファイバーを使い、フロントアンダーグリル下部やブレーキキャリパーはイエローになる。

ボディカラーは、昨年「ジュリア」に新色として導入された「アノダイズドブルーメタリック」（限定20台）、「エトナブラックメタリック」（限定20台）、そして「ルナホワイトメタリック」（限定25台）の3色から選べる。

内装はブラックが基調だ。スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールやシフトレバー・ブーツ、フロアマットはイエローのステッチ付きだ。

搭載するエンジンはベースモデルとおなじ1742cc直列4気筒ガソリンターボで、最高出力240psと最大トルク340Nmを発揮する。イタリア・マレリ社製のスポーツエキゾーストシステムを特別に搭載した。

ヴェローチェ・スペチアーレの価格は439万円で、全国限定65台だ。

文・稲垣邦康（GQ）