メーカー純正 スポーティなグリル
text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)
【画像】ホンダアクセス用品装着車 / 未装着車 比べる【改良型オデッセイ】 全216枚
近年のメーカー純正アクセサリーは大きく魅力を増してきた。カタログモデルではコストや普遍性の制約で作れない、高品質でデザインと機能を突き詰めた製品が増えてきたからである。
ホンダアクセスは、新車の開発と並行して純正アクセサリーを企画製作し、魅力的でクオリティの高い製品を送り出してきた。
今回、改良型オデッセイのデビューと同時に登場するのは、大きく分けるとエクステリア用、インテリア用、ナビゲーションシステムとなる。
ミニバンというファミリーユースが主となるキャラクターから、エアロパーツ、ホイール、サスペンションなどのパフォーマンス・パーツは、現時点では公開されていない。
エクステリア用パーツで最も目につくのがフロントグリルだ。
ベルリナブラック塗装にメッキのバーを配した精悍なアッパーグリルと、フロント・ミドルグリルで構成されるもので、スポーティな雰囲気に変身させる。
アッパーグリル(3万8500円)とフロント・ミドルグリル(7万4800円)はそれぞれ単独で販売されるので、好みに合わせて片方だけ取り付けることも可能だ。
外装パーツはこのほかに、ルーフラインと一体となるテールゲート・スポイラー(7万1500円)が用意されている。
ダーククロームメッキのアクセントが、スポーティな後姿を実現する。
内装 やっぱりシートが大事
オデッセイにはインテリアのアクセサリーが数多く用意されているが、そのなかで注目したいのがフルシートカバー革調タイプ(7万9200円)だ。
シートカバーと聞くと、簡易なものを連想することだろうが、ノーマルのファブリック・タイプをリーズナブルにレザーシート調にしてくれる本格的な製品。
最初からの革シートに見えるフィッテングの良さもあり、インテリアの雰囲気を数段アップグレードしてくれる。
製品は1、2、3列目シート用のセットで販売され、運転席と助手席のシートバックにはポケットが備わるので、使い勝手もいい。
インテリアは多岐に用意
インテリア関係ではナイトシーンの乗降時に足許をやさしく照らすフットライト(1万7600円)が有用だ。
フロント用、フロント・センターコンソール、リアのセットで、ライトのカラーはホワイト/ブルーが用意される。
またインナードアハンドル&ドアボケット・イルミネーション(1万4300円)とLEDイルミネーション付きサイドステップ・ガーニッシュ前後セット(3万6300円)は、ナイトドライブで雰囲気を盛り上げてくれよう。
このほか操作系の質感に拘る方のためには、本革製セレクトノブ(1万1000円)やスポーツペダル(1万1000円)が用意されている。
専用の大画面ナビを用意
ホンダアクセスの守備範囲は広く、専用のナビゲーションやオーディオも受け持つ。
ナビゲーションはオデッセイ専用の10インチ・プレミアムナビが(27万5000円)用意され、このナビは車両側に備わるマルチビュー・カメラシステムやパーキング・センサーに対応する。
また、後席乗員のエンターテイメント用として、11.6インチフルHD液晶を採用した格納式のリア席モニター(9万3500円)も用意される。
なおナビとモニターの装着に際しては取り付けアタッチメントが別途必要になるのでご注意を。
このほか、サウンドに拘る方に向けてフロント/リアの4スピーカーに加え、フロント左右にツイーターを配した6スピーカーのハイグレード・スピーカーシステム(4万5100円)もラインナップ。
さらに、ベビーチェアからペット用品まで「あると便利」と思えるメーカークオリティのアクセサリーが数多く用意されている。
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