■最近流行のツートンカラー軽自動車5選
1970年代の国産車はアメリカ車を意識していたのか個性を際立たせるためか、スポーティなグレードにボディストライプが施されているものが多く存在しました。
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1980年代になるとミドルクラス以上のセダンを中心にツートーンカラー(トーン・オン・トーンとも呼ばれていました)のクルマが増えましたが、現在では数少なくなっています。
一方、軽自動車ではツートーンカラーで個性的なルックスに仕上げるのが流行しています。そんなツートーンカラーが似合う軽自動車5台をピックアップして紹介します。
●ダイハツ「ムーヴキャンバス」
ダイハツ「ムーヴキャンバス」はいわゆる「ワーゲンバス」(フォルクスワーゲン・タイプII)をオマージュしたようなカラーリングが印象的な一台です。
「デザイン×ベンリ=あたらしい」のキャッチコピーで、愛嬌のあるフロントマスクを構成するヘッドライトやグリル、バンパー形状も印象的に仕上げています。
「Stripes(ストライプス)」と名付けられたメーカーオプション(L“SA III”を除く全車)なら7種類のカラーバリエーションが用意されていますので、新しさの中にレトロ感も漂わせるルックスをさらに強調できます。
パールホワイトIII×ファインミントメタリックのツートーンがメーカーイチオシなのかもしれませんが、インテリアカラーまでコーディネートされた空間は、男性が乗るには少しだけ恥ずかしく思ってしまうかもしれません。
●スズキ「ハスラー」
スズキ「ハスラー」は、アウトドアシーンでもシティーユースでも似合う、アクティブさとスタイリッシュさを合わせ持った外観デザインと、遊び心満載のカラーが施された内装が特徴的です。
愛らしい丸目ヘッドライトと、少しだけニヤけているような顔にも見えるフロントバンパーが作り出す表情は、ほかにはない楽しさすら感じさせてくれます。
ルーフ部分にホワイトとブラックの2カラーが用意されていますので、ベース車種の仕様を決定するのとあわせて、カラーの組み合わせを選ぶ楽しみが広がります。
特別仕様車のウッディブラウンツートーンルーフ「ハスラー ワンダラー」や、ワイルドさを強調した「ハスラー タフワイルド」も選択時にはお忘れなく。
■かわいい系だけじゃない、タフさも演出するツートーンカラー
●ホンダ「N-BOX スラッシュ」
ホンダ「N-BOX スラッシュ」は、「N-BOX」のルーフをカットしたようなスタイリッシュなフォルムが印象的な軽ワゴンです。
好みに合わせて選べる、8つの内装イメージや、外装では足もとの見え方にもこだわった個性的なホイールキャップや、精悍なアルミホイールなどのラインナップも充実しています。
そんな「N-BOX スラッシュ」のWebサイトにアクセスすると、トップページに地味な感じのアッシュグリーンメタリック×ブラックのモデルが掲載されています。
しかし「スタイリングについて」と書かれているページを見ると、そこには派手なプラチナホワイト・パール×レッドのクルマが掲載されており、白ベースの車体でルーフだけのカラーアクセントが似合うかもしれません。
カントリー調の特別仕様車「ノヴァカントリースタイル」も落ち着いた雰囲気でオススメです。
●日産「デイズルークス」
日産「デイズルークス」は、軽自動車トップクラスとなる140cmの室内高を誇っているハイトワゴンです。
フロント周りのメッキ加飾パーツなどにより、自社の高級ミニバン「エルグランド」に似た雰囲気を持つことからも人気のクルマです。
「デイズルークス」のカラーリングの特徴としては、ルーフだけ白かったり黒かったりするカラーバリエーションだけでなく、ブラック×ピンクゴールドルーフのツートーンやエアグレー×ブロッサムピンク、エアグレー×レモンライムに加え、プレミアムオリーブ×ホワイト×アッシュブラウンの3トーンも用意されている点です。
グレードや内装色との組み合わせもありますが、ひと目見たら忘れない個性的なボディカラーが欲しい方には、最適なクルマかもしれません。
●スズキ「スペーシアギア」
スズキ「スペーシアギア」は、「広い室内空間とアクティブスタイルを融合したSUV的な軽ハイトワゴン」が開発コンセプトです。
外観の特徴としては「ジムニー」や「ハスラー」と同じく丸型2灯式ヘッドライトを備え、力強そうなイメージのバンパーなどにより個性をアピールしています。
ルーフやフロントフェイス、足回りなど、随所にガンメタリック塗装を施して精悍な印象となっていたり、内装では汚れ防止の仕上げとなっているなど、アウトドア好きにはオススメのクルマです。
そんな「スペーシアギア」も、アクティブイエロー×ガンメタリックのツートーン、ブリスクブルーメタリック×ガンメタリックや、オフブルーメタリック×ガンメタリックが用意されていますが、ファッション性というよりも「タフさ」の演出のためのツートーンカラーではないでしょうか。
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