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ロールス、フェラーリ 512TR、ベントレー、BMWなど総勢12台が鎮座する巨大ガレージ訪問【ガレージライフ】

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ロールス、フェラーリ 512TR、ベントレー、BMWなど総勢12台が鎮座する巨大ガレージ訪問【ガレージライフ】

全長6m2cmというロールスロイス・パークウォード・リムジンが余裕で収まる、シャッター3枚使用の広々木造ガレージ

Wさんが、ビルトインガレージを建てたのは、今から約10年以上も前。「Rolls-Royce and Bentley Owners’ Club of Japan」のメンバーで、自身もロールスオーナーであるWさんは、娘さん夫妻、そしてお孫さんの3世代同居型ガレージハウスを、地元の建築家である「山田工務店」に依頼したのだ。

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新築当時ガレージにはフェラーリ512とベントレー・ターボが入っていたが、さらにガレージを増築したということなので、今回伺わせていただくこととなった。「三和シヤッター」のオーバースライダーを開けると、当時と同じフェラーリ512とBMWのアルピナ、そして真っ赤なドゥカティが迎えてくれた。11年前に撮影したクルマたちはすべて健在だそう。

フェラーリアイテムが増殖したガレージ
御影石で貼られた床面は、施工したての当時のままピカピカに輝いているが、その秘訣を尋ねると「年に1回程度水洗いをしているだけ」という回答。このガレージフロアは今でも美しく反射してクルマ、オートバイの姿を鏡のように映しこんでいた。

増えているのはクルマだけではない。フェラーリF1チーム、各年式のレーシングスーツなどのアイテムが10年経過し、圧倒的に数は増えているが、さまざまなジャンルのアイテムが増えたことをきっかけに新たなガレージを増設したのだという。新しいガレージには、全長6m2cmというロールスロイス・パークウォード・リムジンが鎮座していた。

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ベントレーとロールス・ロイス専用のガレージ
長いリムジンをストレスなく格納するためには、いかにガレージ内のスパンを飛ばすかが課題で、それとともにご家族が必要とする、収納スペースを設けることも希望条件であった。強固な梁は、目立たぬように天井に入れるなどし、スマートなガレージインテリアに。床仕上げは、今回はマンションなどに使用するフロア材を採用し、有圧換気扇を2基設置することで排気ガスを排出しているという。

ガレージシャッターは三和シヤッター製「クッキー」を3枚採用し、広さ13×12.8mの大きな木造ガレージが完成した。このガレージには3台のロールスロイス、ベントレーなど世界でも生産台数が少ないモデルが収められ、いつでもドライブできる状態で保管されている。

「ここはガレージだけではなく、家族で使うためのスペースが重要なんです。ガレージのスペースのほうが大きいですけど」とはWさん。同居している小学6年生の孫がクルマを見にガレージと書斎に遊びに来てくれるし、クルマの助手席によく乗ってくれるようになったと嬉しそうに語っていた。

11年前の撮影時のクルマはすべて健在。「’90年代に製造されたクルマは、昔乗ることができなかった想い出からほしくて、ついつい可能な範囲で増車してしまう」という。増殖してますますパワーアップしているWさんは、これからもガレージライフを自分のペースで楽しんでいくことになりそうだ。

◆PLANNING DATA
 所在地:三重県
 施 主:Wさん
 竣 工:2008年12月、2020年11月
 構 造:木造在来工法
 ガレージ面積:63.75平方メートル平米、166.4平米
 愛 車:1997年式 ROLLS ROYCE Parkward Limosine
     1964年式 ROLLS ROYCE SILVER CLOUD III LWB
     1997年式 BENTLEY CONTINENTAL T
     1993年式 Ferrari 512TR
     1998年式 ALPINA B10 V8
     1979年式 ISUZU 117 Coupe XC
     1982年式 DUCATI 900MHR
     1993年式 DUCATI 888SP5
     2000年式 DUCATI996 SPS
     2003年式 DUCATI 999MP
     2000年式 MV AGUSTA F4-S750
     1985年式 YAMAHA TZ250(59W)

◆OWNER’S CHECK
 ・一番気にいっているところは?
 今も昔も変わらず、イタリアやイギリスのクルマのヒストリーを楽しみながらガレージを所有していることに感謝しています。
 ・ちょっと失敗したところは?
 特にありません。
 ・ガレージライフを続ける秘訣
 常に情熱をもってクルマと接することと、家族の同意を得ながら楽しむことではないでしょうか? ガレージに完成はなく、進化するものなのでその過程を楽しんでいきましょう。

◆COMMENT FROM A BUILDER:山田建築 山田 昇さん
前回のガレージハウスに引き続き、ガレージの建築の依頼を受けて仕事をさせていただきました。母屋と違和感がでないことや、6m以上のリムジンを入れるために強度を考えての設計に苦心しましたが、Wさんの期待に応えることができてよかったと自負しています。
三重県四日市市大字茂福2298  Phone:059-364-5088

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みんなのコメント

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  • 車は無視ですが、DUCATI MHRとMV F4Sは所有してました。買うゆり、持ち続けるほうがある意味大変で、レベルが違うけど感心します。
  • おぅな〜ズクラブでの交流は大いに結構 大きな声じゃ言えないけど 追い越しをゆっくり走るようなダサい走行会だったらやめてね 三重の恥だから 単独でも同じ 急ぐんじゃなければキープレフトでお願いしますw。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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