新しいホンダのEV(電気自動車)シリーズが出る!
ホンダの大変革
1月10日、ホンダは、米国ネバダ州ラスベガス市で開催されている CES2024 において、新たな EV「ホンダ 0(ゼロ)シリーズ」を発表した。
新型ホンダ 0シリーズは、グローバルブランドスローガン「The Power of Dreams — How we move you.」や電動化方針のもと、大きく変革するホンダを象徴するEVシリーズだ。新たなEVシリーズ開発にあたり、「ホンダクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造していく」という意志が込められているという。
新型ホンダ0シリーズは新たなEVの価値の創造のため、「Thin, Light, and Wise(薄い、軽い、賢い)」というテーマのもと、開発を進めるという。
フロア高を抑えた薄いEV専用プラットフォームを開発し、低全高のスタイルなどデザインの可能性を拡張するとともに、高い空力性能を実現するとうたう。
デザインコンセプトは「The Art of Resonance(ジ アート オブ レゾナンス)」。流麗なスタイルに、モータースポーツで鍛え上げた空力技術を投入し、空力性能、ダイナミクス性能、デザインを高次元で融合させる。ホンダが得意とするF1やSUPER GTなどの技術が活かされると推測される。
高電費性能のため、電気変換効率やパッケージングに優れた「e-Axle」(電力から動力へのエネルギー変換を担うシステム)、軽量で高密度なバッテリーパックを採用。さらにEVの普及において課題となる充電時間やバッテリー劣化について、2020 年代後半に投入するモデルでは、15%~80%急速充電時間を10~15分程度に短縮。100 万台を超えるリチウムイオン電池搭載車の膨大な走行データをベースに培ったバッテリーシステム制御技術により、使用開始から10年後のバッテリー劣化率、10%以下を目指す。
運転支援では自動運転レベル3(条件付自動運転車、限定領域)に適合する先進技術を有する「Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)」の技術を活用した ADAS(先進運転支援システム)の採用にくわえ、2020年代後半には、AD(自動運転システム)を採用予定だ。
今後は高速道路における自動運転領域拡大にあわせ、現在、高速道路のみで使用可能なハンズオフ機能を一般道でも一部利用可能とすることを目指しえ開発を進めていく。
2026年、実車投入へ新型ホンダ0シリーズのうち、今回発表されたコンセプトモデルは「SALOON」と「SPACE-HUB」の2モデル。
次世代のセダンとも言うべきSALOONは、低全高でスポーティーなデザインが特徴だ。インパネはシンプルで直感的な操作が可能な HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を採用。操作系ではステア・バイ・ワイヤの採用に加え、ホンダ独自のロボティクス技術で培った姿勢制御などのモーションマネジメントシステムをさらに進化させた。
新たなミニバンの形を提案するSPACE-HUBは、広々とした 空間と見晴らしの良い視界を確保している。
新型ホンダ0シリーズ発表にあわせ、EV専用のHマーク(ブランドロゴ)に変更される。なお、ロゴマークの改訂は1981年以来。
新型ホンダ0シリーズの第1弾モデルは、2026年より北米市場に投入。以降、日本、アジア、欧州、アフリカ・ 中東、南米と、グローバル各地域へ投入される予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
奇抜は目を引くが、ボディデザインはホンダのお得意芸でしょ。もっと頭をひねってアイデア得意のホンダらしい車を出して欲しいですね。