9月8日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、2024年のJRC全日本ラリー選手権において、“TGR若手育成カテゴリー(仮称)”を新設すると発表。参加エントラントを募集している。
全日本ラリーJN2クラスのサブカテゴリーとして新たに立ち上げられるトヨタの若手育成カテゴリーは、ラリーの世界最高峰であるWRC世界ラリー選手権で活躍できる次世代の日本人ラリードライバーの発掘と育成を目的とするもの。
勝田貴元に続け、TGR WRC育成ドライバー3期生の募集が開始。修行中の2期生同様、講師はヒルボネン
日本人ドライバーとして唯一WRCにフル参戦中の勝田貴元をはじめ、元WRCドライバーであるミッコ・ヒルボネンのもとヨーロッパで武者修行中の大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名が2期生として加わったTGR WRCチャレンジプログラムの“国内版”とも言える同カテゴリーは、来季2024年の立ち上げが予定されている。
この新育成カテゴリーへの参加資格は25歳以下。参加ドライバーは1.6リットルターボ+GR-FOUR搭載の『トヨタGRヤリス』を用いて競技に参戦することになる。出場者にはカテゴリー内のシリーズポイントの付与、および各戦の賞典贈呈が行わるほか、年間成績優秀者にはトヨタWRCチーム、TGR-WRTの本拠があるフィンランドでの走行チャンスが与えられる。
なお、車両規定や競技規則、参戦にかかる費用などの詳細は後日明らかにされる予定だ。
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