モータスポーツに精通した神奈川トヨタが社員向け試乗イベントをサーキットで開催
最近のトヨタディーラーは、独自の社内イベントを展開している販売会社が増えてきている。その要因のひとつとなっているのは、GRガレージの展開が進行していくなかで、お客様にクルマの楽しさを伝えるために、まずはスタッフにトヨタ車のことを好きになってもらい、クルマに対する知見を増やすということが主眼となっているからだ。今回取材した、神奈川トヨタ自動車のサーキット試乗研修会は、まさにそんな時流にマッチしたイベントになっていた。『GR Garage Master One東名川崎』をオープンした神奈川トヨタ自動車は、GR 86/BRZレース(神奈川トヨタDTEC TEAM MASTER ONE)に参戦しており、モータースポーツに精通したお店として知られている。神奈川トヨタとしては、そんなモータースポーツ活動を一部の社員だけのものとせず、全社員共通のアイデンティティとすべく、サーキットでの社員向け試乗会を開催したのだ。会場となった千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイには3つのコースが設置されていた。神奈川トヨタDTEC TEAM MASTER ONEでドライバーを務める小河 諒選手(右)、近藤 翼選手(左)もイベントに参加。中央は当日、サーキットタクシーのドライバーを務めた菊地 靖氏。
【不定期連載】トヨタ86&スバルBRZ誕生の立役者たち【その1】
グレードやタイヤ、ダンパーの違いを比較試乗
本コースのアウトフィールドを使ったプログラムとして「クラウン試乗プログラム」を用意。3.5HV、2.5HV、2.0ターボというクラウンの3グレード比較試乗が行われた。
さらに同コースでは「タイヤ乗り比べ86試乗プログラム」も開催。ここでは、86に3種類のタイヤを装着して試乗。86 GR SPORT純正のミシュラン・プライマシーHP(17インチ)、ADVAN FLEVA(16インチ)、ADVAN NEOVA A052(16インチ)の比較試乗を行い、タイヤの性能を肌で感じられるプログラムになっていた。本コースの一部を利用して「DTECオリジナルCOXボディダンパー体感プログラム」も開催していた。新型クラウン用に開発された新商品を装着車を用意。あえてデコボコ道をCOXボディダンパー装着車と比装着車での比較を行うことで、COXボディダンパーの効果を確認できるというものだ。また、ランドクルーザーの試乗プログラムも用意。さなげアドベンチャーフィールドの協力による、丸太を組んだ特設コースや階段上り下りという特設コースが組まれ、ランドクルーザーの4WD性能を体感できる試乗会となっていた。
クルマに対する興味をもっと深めることが目的
神奈川トヨタ自動車の市川英治代表取締役社長は、「今回のイベントは、クラウンの発売のタイミングということもあり、クラウンの試乗が中心のように見えるかもしれませんが、本来の目的はDTEC TEAM MASTER ONEレーシングチームのドライバーたちと、若い社員が触れあってもらうということが大きな目的です。レースで活躍するレーシングドライバーと触れあうことで、社員のみなさんにクルマに対する興味を深めて欲しいと思って開催しました」と話してくれた。
トヨタディーラーがモータースポーツに積極的に取り組むということは、一部の社員だけが盛り上がっていても意味が無い。社員が一丸となってモータースポーツを好きになって欲しい。そんな市川代表の想いが込められたイベントになっていたように思う。
https://kanagawatoyota.com/
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