独BMWは11月17日、オンラインイベント「#NEXTGen」において、MINIブランドからミニバンスタイルのコンセプトカー「MINI ビジョン・アーバノート」を発表した。
ラウンドシェイプのエクステリアを持つMINI ビジョン・アーバノートは、電動ドライブトレーンと自動運転機能を有する未来のミニバン。内燃機関を廃したうえ、MINIとしては異例のトールボディを採用したことで広い室内スペースを獲得し、従来考えられなかった様々な使途を提案している。
デザイン部門トップによれば、MINI ビジョン・アーバノートでオーナーが過ごす時間は「チル」、「ワンダラスト」、「ヴァイブ」の3つを想定したという。そのうち、チルでは車内はプライベートな空間となり、心からくつろいだり、ビジネスに集中したりできる。一方、ワンダラストではオーナー自らのドライビングや自動運転による長距離移動が想定される。最後のヴァイブは仲間と車内での時間を共有するモードで、MINI ビジョン・アーバノートはこれら3つのシーンに合わせて最適な内外装にチェンジすることができる。それぞれのシーン設定には「MINI トークン」と呼ばれるカードを活用。これを車内のテーブル上にかざすと好みの設定が呼び出せ、個別の機能をオーナーの好みでカスタマイズすることも可能となっている。
ルーミーな車内には4脚のシートを備えており、これらは停止時にソファやデイベッドへと変身。さらに、ダッシュボードの位置を下げる機能や、ウインドウスクリーンを前方に倒してバルコニーを作り出す機能まで備えている。エクステリアにも斬新なアイデアが多数盛り込まれており、例えばヘッドライトはフロントフェイスに内蔵され、点灯時のみ存在が確認できる仕組みだ。MINI伝統の六角形から八角形へと進化したフロントグリルも、実際には開口部を持たず自動運転関連のセンサーが多数収められている。
尖った内容だけに、MINI ビジョン・アーバノートがこのまま市販されることは考えにくいが、MINIブランドのミニバンへ期待を高めてくれる一台であるのは間違いない。
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みんなのコメント
けどカワイイ♡ アニメの中のアートなクルマだな。