この記事をまとめると
■ジャパンモビリティショー2023が開幕
【バブル世代】デートカーブームに火を付けた懐かしいクルマたち!
■ホンダは新型プレリュードのコンセプトモデルを発表した
■2024~25年の市販化を目標としている模様
ホンダが新型プレリュードのコンセプトモデルを発表
2023年10月23日、東京ビッグサイトにて開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」のプレスデーにおいて、ホンダは新型プレリュードのコンセプトモデルを発表した。
今回、ホンダは『Honda Dream Loop』というコンセプトを掲げたブースを出展。メインステージには、時間の制約から解放してくれる自動運転車両『クルーズ・オリジン』、そして限りある資源に対する回答として、アクリル樹脂を再利用した『SUSTAINA-C Concept(サステナ・シーコンセプト)』を展示した。
午前10時15分から始まったプレスカンファレンスでは、本田技研工業 代表執行役社長 三部敏宏さんが登壇。モーターサイクルに始まり、四輪車や航空機など、さまざまなモビリティの実現や発展に寄与してきた同社の歴史を振り返った。そして「ホンダの考える多様なモビリティの現在、そして未来を展示します」という言葉とともに各展示車両を紹介したが、ステージの横には、まだ1台の車両が黒いベールに包まれて佇んでいた。
すると「皆さんがホンダに期待しているものが、もうひとつあると思っています。それは、スポーツモデルです」という三部社長の言葉とともに、PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)が披露された。
ホンダは2022年4月に行われた「四輪電動ビジネス説明会」において、次世代のスペシャリティスポーツモデルの存在をアナウンスしていたが、このプレリュードがその車両となる。コンセプトモデルゆえ車両諸元や運動性能など具体的な数値については未発表だが、このまま市販車両と言っても納得できそうな完成度を誇る。
EVではなくハイブリッドであることが濃厚
プレリュードは1978年11月に初代モデルが発売されたFFスペシャルティクーペで、なかでも1982年に登場した二代目、そして1987年に発売された三代目モデルは大ヒットとなり「デートカー」という新たなジャンルを産み出すほどの人気となった。
シビックやインテグラの兄貴分という立ち位置で、多くの支持を得たプレリュードだったが、SUVやミニバン人気の高まりに押されるかたちで販売台数は徐々に陰りが見え始め、2001年に5代目モデルが販売終了すると同時に、ホンダの新車ラインアップから姿を消していた。
今回、22年ぶりに復活したプレリュード コンセプトは、ホンダの次世代電動車両の1台。パワーユニットについて発表はなかったが、フロントノーズにはロアグリルが存在し、その奥にはラジエターらしき部品も見えることから、EVではなくハイブリッド(e:HEV)であることが濃厚。それも2024年モデルとして北米市場に登場する、シビックハイブリッドに搭載される2リッター×2モーター式e:HEVと予想される。
ホイールは10×2スポークデザインを採用しており、その奥にはブレンボ製ブレーキキャリパーが装着されている。タイヤはコンチネンタル製スポーツコンタクト6で、サイズは前後とも245/20ZR20を履く。このことから駆動方式はFFであると思われ、運動性能についてもかなりの期待がもてそうだ。
「プレリュード コンセプトは、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる、スペシャリティスポーツモデルです。ホンダだからこそできる操る喜びをお届けすべく、現在、鋭意開発を進めています」と三部社長は言葉を結んだ。
販売時期についても明らかにはされなかったが、関係者に話を聞いたところ、どうやら2024~25年に市販化を目標としているらしい。かつて一世を風靡したスペシャリティクーペの復活に、多いに期待したい。
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みんなのコメント
トヨタ車かと思った
プレリュードと名乗るにはあまりにも洗練さがないよね
ヴェゼルもそうだが、ホンダ車のデザインは本当にこれでいいのか?