独ダイムラーは、フルモデルチェンジした2代目「メルセデス マイバッハ Sクラス」を欧州で販売開始した。
「メルセデス ベンツ Sクラス」をベースにショーファードリブンの需要に応える、さらなるプレミアム装備を与えたメルセデス マイバッハ Sクラスは、先代「S」をベースとした先代モデルが2014年にデビュー。昨年11月には新型Sベースの2代目モデルがアンベールされ、今回、価格等の詳細が明らかになった。
これが最先端の“リモ”! 新型「メルセデス・マイバッハSクラス」がデビュー
欧州で用意されるグレードは、「S580 4MATIC」および「S680 4MATIC」の2タイプ。パワーユニットは、前者が48V電装によるマイルドハイブリッドを備えた4.0L V8ツインターボ(503hp/700Nm)、後者が6.0L V12ツインターボ(612hp/900Nm)となる。駆動方式はマイバッハとして初めて全車がAWDを採用している。
ボディはSクラスのロングホイールベース版からさらに18cm延長され、延長分の全てがリアシートの居住性向上に充てられた。また、ウッドパネルが全席背面や左右後席間にも拡大されたほか、エグゼクティブシートやショーファーパッケージも標準装備となり、リアコンパートメントは極めて快適なワークスペースまたはリラクゼーションエリアに設られている。音響面では、ノイズキャンセリングヘッドホンと同じ原理を採用した「ブルメスター ハイエンド 4D サラウンドサウンドシステム」を設定。逆位相の音を発生させることで室内の静粛性を高めた。
豊富なオプションも特徴で、ボディカラーにはエレガントなルックスを一層引き立てるツートーンペイントを用意。リアドアをジェスチャーコントロールで自動的に開閉することも可能だ。さらに、路面に警告表示等を投影できる「デジタル ライト」や後輪操舵システムなどの機能装備に加え、センターコンソールに固定できるリアシート用のシャンパングラスまで設定されている。
ドイツ本国での価格(付加価値税18%込み)は、S580 4MATICが164,565.10ユーロ(約2,200万円)、S680 4MATICが217,323.75ユーロ(約2,900万円)となる。
また、メルセデス・ベンツ・SクラスにもV8搭載モデル「S580 4MATIC」が追加され、こちらの価格は126,366.10ユーロ(約1,700万円)とアナウンスされている。
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みんなのコメント
なんか電車の運転席みたいだな。