スズキ、エブリイシリーズの一部仕様を変更

　スズキは２７日、軽自動車「エブリイ」と「エブリイワゴン」の仕様を一部変更して発売した。無段変速機（ＣＶＴ）車を用意し、燃費や静粛性を高めた。商用車のエブリイでは、２年ぶりにターボエンジンの搭載モデルを再設定するなど商品競争力を高めた。販売計画は両モデル合計で、年８万４千台。

　エブリイは運転支援システム「スズキセーフティサポート」を全車に標準装備したほか、両モデルの車いす仕様車には後方誤発進抑制機能などを追加するなど、安全性能を高めた。

　改良に伴い、従来型に比べて最大で約２２万円高となる。