トーヨータイヤは3月17日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されるNLSニュルブルクリンク耐久シリーズおよび6月19~22日に開催される『ADAC・ラベノール24時間・ニュルブルクリンク(ニュルブルクリンク24時間レース)』に、TOYO TIRES with Ring Racingとして参戦すると発表した。
NLSおよびニュルブルクリンク24時間レースは、“グリーン・ヘル(緑の地獄)”の異名を持つノルドシュライフェこと全長約20kmのニュルブルクリンク北コースと、約5kmの同グランプリコースを合わせた1周約25kmのサーキットで争われる過酷な耐久レースだ。
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通年のシリーズ戦であるNLSと毎年5月もしくは6月に行われる24時間レースの両方に参戦してきたトーヨータイヤは、今季2025年も地元ドイツのプライベートチーム、リング・レーシングと協力し、引き続きグローバル・フラッグシップブランド『PROXES(プロクセス)』の専用レースタイヤを装着した車両をクルマ、タイヤ開発の“聖地”で開催されるレースに投入する。
この取り組みの中では「レース活動を通じたモノづくり・ヒトづくり」の一環として、今年から新たにトヨタ・ガズー・レーシング(TGR)ドライバーが起用されることとなり、中山雄一、ジュリアーノ・アレジ、小高一斗、小山美姫の4名が『トヨタGRスープラGT4エボ』でSP8Tクラスに参戦することとなった。
またFIA GT4カーで争われるSP10クラスには、プロクセスのブランドアンバサダーを務めるベテランドライバーの木下隆之が引き続き出場することに。
さらに、前年のNLSでSP10クラスチャンピオンに輝いたTOYO TIRES with Ring Racingは、タイトル獲得に貢献したアンドレアス・ギュルデン、ティム・サンドラー、マルク・ヘネリッチとともに、全クラスのなかでもっとも改造範囲が広い上級クラスのSP-PROに『ポルシェ911 GT3カップ』で参戦することをアナウンス。計3つのカテゴリーでそれぞれクラス優勝を目指していく。
なお、各車が装着するアップデートされたプロクセス・スリックタイヤ“ニュルブルクリンクスペック”において、SP-PRO参戦用のタイヤでは重量全体のうち33%にサステナブル(持続可能)素材が使用されるという。
トーヨータイヤはこれらの活動を通じ、「過酷なレースでの走行経験を通じて得るデータや知見を今後の高品質、高機能商品の開発に生かすとともに、同社の方針として掲げる“持続可能なモビリティライフの実現”に寄与してまいります」としている。
■TOYO TIRES with Ring Racing 2025年NLS/ニュルブルクリンク24時間レース参戦体制
チーム:TOYO TIRES with Ring Racing参戦カテゴリー:・SP8T 排気量2500cc以上4000cc以下の市販ターボ車が出場するクラス・SP10 グループGT4に属する該当する車両が出場するクラス・SP-PRO 排気量3000cc以上の車両が出場するクラスドライバー:・SP8T 中山雄一、ジュリア―ノ・アレジ、小高一斗、小山美姫・SP10 木下隆之・SP-PRO アンドレアス・ギュルデン、ティム・サンドラー、マルク・ヘネリッチ参戦車両:トヨタGRスープラGT4エボ(SP8T、SP10)、ポルシェ911 GT3カップ(SP-PRO)
[オートスポーツweb 2025年03月18日]
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