マイルドハイブリッドを構成するISGは第2世代に進化。Eクラスとしては初めて6気筒エンジンにも採用
8月10日、ダイムラーは、セダン/ステーションワゴン、クーペ/カブリオレと順にマイナーチェンジを受けた新型「メルセデス・ベンツEクラス」を、今秋から欧州市場で発売すると発表。改めて新型Eクラスの特徴をアピールした。
メルセデス・ベンツとBMWのエンブレムとフロントグリルの変遷を追う!
エクステリアでは、フロントグリルの中央にスリーポインテッドスターを装着し、Aシェイプのダイヤモンドグリルを採用したアバンギャルド・ラインが標準となる。クローム部分を拡大した新しいフロントマスクは、より洗練性や迫力が高まった。AMGラインやステーションワゴンベースのオールテレインではパワードーム付きボンネットが与えられ、パワフルな走りのイメージが引き上げられている。
リヤビューでは2つのセクションで構成する新デザインのコンビネーションランプや新形状のリヤバンパーが新型を特徴付けている。前後のライトもLEDテクノロジーを採用した新デザインだ。
インテリアでは新デザインのステアリングホイールを採用したほか、トリムエレメントやトリムサラウンドはハイグロス仕上げとなり、ラグジュアリーな雰囲気を一層高めている。メーターパネルを含むメディアディスプレイの機能は、ステアリングホイールのスポーク部に設置されたタッチコントロールで操作が可能。なお、このタッチコントロールは従来の光学式から静電容量式に変更された。インパネのディスプレイはふたつの10.25インチを並べたワイドスクリーンが標準で、12.3インチ×2画面をオプションで選択可能だ。
運転支援機能では、速度調整機能を備えたアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(車速0~約200km/h)の範囲で作動可能ないわゆるアダプティブ・クルーズ・コントロール)や、それに関連したストップ・アンド・ゴー・システム、ステアリングアシスト機能、旋回操作機能を追加したドライビングアシスタンスパッケージを採用。駐車を支援するパーキングパッケージは360度カメラが組み合わせされ、拡大された側面図を新たに表示。並列や縦列駐車だけでなく、ドライバーが指定した場所への駐車も支援する。
パワートレインでは4気筒のディーゼルエンジン(OM654M)やガソリンエンジン(M254)に、第2世代のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)が備わり、最大15kW(約20ps)の出力と200Nm以上のトルクが追加される。エネルギー回収システムやコースティング機能により、高い効率性を発揮する点も特徴だ。この技術はEクラスで初めて6気筒ガソリンエンジンにも採用された。
セダンとステーションワゴンには、従来から引き続きブラグインハイブリッド車を設定。ディーゼルとガソリンの両仕様に用意され、高効率、低エミッション、ハイパワーを兼ね備えており、グレードによって最高出力はディーゼルハイブリッドで118~243kW(約158~326ps)、ガソリンハイブリッドで115~270kW(約154~362ps)を発揮する。
新型Eクラスでは、車両のセキュリティ機能を高めるオプションも設定。「アーバンガード・ビークルプロテクション」と「アーバンガード・ビークルプロテクション・プラス」の2タイプが用意されており、いずれも盗難防止アラームシステムのほか、車両位置の変化が検出された場合に視覚的および聴覚的なアラートを発しながら牽引を保護する機能、警報サイレン、盗難および駐車時の衝突を検出する監視装置が含まれている。さらに「アーバンガード・ビークルプロテクション・プラス」には、盗難された際に車両位置を正確に特定する機能が加えられている。
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みんなのコメント
レクサスやアキュラなど日本車を連想させるリアスタイル、
いずれも劣化と言わざるを得ない。
SUV全盛の今、ベンツはEクラスのターゲットを商用(タクシーなど)と保守的な高齢者に割り切ってしまったのだろう。。。