TEAM MUGENのリアム・ローソンは、スーパーフォーミュラ第7戦もてぎでのスタート直後にスピンを喫し、多重クラッシュを引き起こしてしまった。彼はこのスピンを振り返り、アグレッシブすぎたと語った。
3番グリッドからスタートしたローソンは、2番手に浮上するとポールシッターのチームメイト、野尻智紀に襲いかかった。ターン2を2台横並びで抜けたMUGENの2台だったが、アウト側にいたローソンはコーナー出口の縁石を乗り越えた際にコントロールを失い、スピンしてしまった。
■野尻智紀がもてぎでポール・トゥ・ウイン。タイトル争いへのカムバック果たす「最終戦、役者が多い方が面白いですよ!」
コントロールを失ったままコースの中央部に戻ってきてしまったローソンのマシンを避けきれず、後続車両が追突。関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)や牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のマシンが宙を舞う大クラッシュに発展してしまった。
この事故でレースは即座に赤旗中断。関口や牧野、松下信治(B-Max Racing Team)がリタイアを強いられたが、ローソンのマシンはTEAM MUGENのメカニックによる驚異的な作業により、レース再開に修復が間に合った。
しかし、赤旗中の作業に関するスーパーフォーミュラの規定に違反したとしてローソンにはドライブスルーペナルティが科せられ、結局彼は13位でレースを終えた。
野尻とのトップ争いについて尋ねられたローソンは、自分がアグレッシブすぎたのかもしれないと振り返った。
「振り返ってみれば、僕は少しアグレッシブすぎたのかもしれないし、2番手に留まるべきだったのかもしれない」
「でも僕はレーシングドライバーだから、ギャップがあったらそこを狙うんだ」
当時ローソンは無線で野尻のディフェンスについて激怒し、野尻に押し出されたと主張していた。
「アグレッシブだった。僕は押し出されたように思っていた。長いコーナーで、コーナーの進入から横に並んでいた。コーナーの奥に進むにつれて、僕はどんどん前に出ていった」
「いろいろなドライバーとレースをすれば、その人がどんなレースをするのかがわかる。
特定のドライバーに対しては、ああいう動きはしない。でも野尻さんの場合は、今年の彼のレースぶりを見て、通常なら僕は狙いに行くだろう」
「でも残り2レースだし、彼はポイントを稼ぐ必要があったから、今日はよりアグレッシブだったのかもしれない。正直なところ、予想していなかった。1周目を振り返ってみると、僕はそのまま(2番手を)走っているべきだったんだろうけど、その時は押し出されたように感じたんだ」
「僕のミスではないけど、それを避けるために何か違うことができたはずだ。コースアウトはしなかったが、アグレッシブすぎたのかもしれない」
ローソンは、レース後に野尻と話し合って誤解を解いたと説明。チームメイトへのリスペクトを改めて示した。
「当初はアクシデントとポイントの関係で動揺していたけれど、これだけ長くチームメイトをやっていると、彼がとてもいい人だということがわかるんだ」
「彼のことは尊敬しているし、彼が故意に僕を押し出したり、事故を引き起こしたりしないことも知っている。たぶん、彼は僕にもっとスペースがあると思っていたんだろうけど、僕の方から引いて、もっと安全に走ることもできたはずだ。話はしたし、何も問題ない」
ローソンは予選3番手となり、1ポイントを獲得。ポイントリーダーだった宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)と並んだが、宮田が4位でレースを終えたことで再びその差が8ポイントに広がった。
一方、肺気胸で5月のオートポリスを欠場し、スーパーフォーミュラ3連覇の望みが消えかけていた野尻は、今回の勝利でローソンとは2ポイント差、宮田とは10ポイント差のランキング3番手に浮上。鈴鹿での残る2レースで、三つ巴のタイトル争いが繰り広げられることになる。
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