悪い見解を懸念
シトロエンのリンダ・ジャクソンCEOは、自動車業界はクルマがいかに自由をもたらかす物であるかを示し、将来の交通においても重要な手段として存続できるようにする必要があると考えている。
自動車業界は、排出ガスの規制値をはじめ、ますます厳しさを増す多くの規制や規定に直面している。同時に多くの都市が大気汚染や道路渋滞を緩和するため、自動車の通行を規制し、ドライバーに公共の交通機関もしくは自転車や徒歩に切り替えることを奨励している。
シトロエンは100周年記念行事の一環として、2台のコンセプトカーを開発した。そのうちの1台、アミ・ワンは都市部における短距離移動向けの小さな電気自動車だ。
「ひとびとは自動車産業に対し悪い見解を抱いているのではないかと、わたしは思います。それには多くの様々な理由があります」と、ジャクソンは語った。「誰もが自動車を非難し、都市では誰もが公共交通機関を使って移動するべきだと言っています。実にネガティブな考えです。わたしたちはこう言いたい。”ちょっと待ってください。ひとびとは、いつでもどこへでも行ける、自由で縛られない移動を欲しているはずです” と」
すべてのラインナップを電動化
ジャクソンによれば、アミ・ワンは将来の都市においてもクルマの役割があることを証明するために開発したという。
「自動車を製造する企業として、われわれはクルマをさらに環境に優しく、親しみやすく、安全に、安心して移動できるものにする必要があります」と、ジャクソンは言う。「すべての規則は尊重しなければなりません。しかし、個人的な移動がどんなに楽しいかということを示すべきです」
「願わくは、わたしたちのクルマ、そしてアミ・ワンのような物が、社会に適合し、環境のことを考えながらも、ひとびとの自由を守るものになることを示したいのです。それがわたしたちのやりたいことです。あらゆるクルマを都市から締め出しはじめたら、わたしたちは自由に移動することができなくなってしまいます」
「シトロエンはこれを課題として取り組み、 “多くのひとびとがクルマを排除しろと言っているけれど、クルマは自由の象徴である” と訴えていきたい。そしてどうしたら、すべての規則を尊重しつつ、人々の自由を守る解決策が見つかるかを考えていきます」
シトロエン、そして同じPSAグループに属するプジョー、DS、ヴォグゾール/オペルは、2024年までにすべてのラインナップを電動化しようとしている。ジャクソンは同グループが、さらに厳しさを増す新しいEUのCO2規制にも「完全に適合する」ために全力を注いでいると語る。そして次のように付け加えた。
「わたしたちはどのような罰金も支払うことにはならないでしょう。これは単に金銭の問題ではなく、信用や倫理的観点から大事なことです」
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