現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「眩しいライト」は点けるべき! でも「条件次第」では違反になる? 原則点灯の「ハイビーム」 正しい使い方は?

ここから本文です

「眩しいライト」は点けるべき! でも「条件次第」では違反になる? 原則点灯の「ハイビーム」 正しい使い方は?

掲載 46
「眩しいライト」は点けるべき! でも「条件次第」では違反になる? 原則点灯の「ハイビーム」 正しい使い方は?

■「ハイビーム走行」が原則も “ずっとつけっぱ”はNG!

 警察庁では夜間走行の際に「ハイビーム」の利用を呼びかけていますが、ハイビームをつけっぱなしで走行していると交通違反になってしまう場合もあるといいます。
 
 違反になるハイビームとは、どのような状況を指すのでしょうか。

【画像】「えっ…!」これが高速で「うっかり違反となる行為」です!(25枚)

 ヘッドライトにはロービームとハイビームの二段階がありますが、この二つのライトはそれぞれ照らす範囲が異なります。

 ハイビームは「走行用前照灯」といい、道路運送車両の保安基準において「夜間にその前方100mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するものであること」が必要だとされています。

 一方のロービームは「すれ違い用前照灯」といい、「夜間にその前方40mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するものであること」が必要です。

 警察庁では、ロービームよりもハイビームのほうが、2倍以上遠くから歩行者を早期に発見することが可能であることから、夜間にはハイビームを積極的に活用するよう呼びかけています。

 特に、日没前後の薄暗くなってくる時間帯には、特に交通死亡事故が多く発生しているというデータがあります。

 さらに、夏の終わりから冬にかけては日没も早まるため、退勤し自宅に戻る人や子どもの下校時刻とも重なるため、もっとも交通事故が多い時期とされています。

 こうした暗い時間帯では横断中の歩行者や自転車を見逃す事故も多いため、ハイビームへの切り替えが重要です。

 しかし、夜間ずっとハイビームで走行していると、交通違反になってしまう可能性もあります。

 なぜならば、ヘッドライトが上向きとなっているため、前方を走行するクルマに対する妨害運転、いわゆる「あおり運転」の類型のひとつである「減光等義務違反」に該当する恐れがあるためです。

 減光等義務違反は、違反点数1点に加えて普通車であれば6000円の反則金が科される違反です。

 あおり運転に該当しなくても、あおり運転だと捉えられてしまいさまざまなトラブルに発展する可能性もあるほか、そもそもヘッドライトが上向きのままだと対向車や前方のクルマにとってはとても眩しく、走行の妨害になり、事故を引き起こす原因にもなります。

「交通の方法に関する教則」では、夜間の走行時は基本的にハイビームを使用するものの、交通量の多い市街地のほか、対向車と行き違う時や他のクルマの直後を通行している時、高速道路では対向車と行き違う時や他のクルマの直後を通行している時にはロービームに切り替えなければならないとしています。

 歩行者や他のクルマ、落下物などを少しでも早く発見できるよう、ハイビームを積極的に活用しつつも、対向車や前方にクルマがある場合は都度切り替えて走行しましょう。

 また、最近では自動的にハイビームに切り替えてくれる「オートハイビーム」が搭載されたクルマも増えていますが、センサーの感度はクルマごとに差があります。

 対向車や前方のクルマをセンサーが感知してロービームに切り替わるまでにタイムラグが生じてしまうことも多いため、オートハイビームを使用する場合でも、周囲に目を配り、状況に応じて手動で切り替えることも大切です。

※ ※ ※

 ハイビームは作動時に青色のランプが点灯します。普段クルマを運転しないという人は、ライト点灯時にメーターを確認し、不必要なハイビームになっていないかを確認して走行したほうがいいでしょう。

関連タグ

こんな記事も読まれています

Moto2アメリカズ決勝|セルジオ・ガルシアが逃げ切って初優勝! ロバーツが母国戦表彰台獲得
Moto2アメリカズ決勝|セルジオ・ガルシアが逃げ切って初優勝! ロバーツが母国戦表彰台獲得
motorsport.com 日本版
3ナンバーは高嶺の花! そんな常識をぶち壊した三菱ディアマンテが忘れられない!
3ナンバーは高嶺の花! そんな常識をぶち壊した三菱ディアマンテが忘れられない!
ベストカーWeb
Moto3アメリカズ決勝|アロンソ独走で今シーズン2勝目。山中琉聖、表彰台争うもわずかに届かず4位
Moto3アメリカズ決勝|アロンソ独走で今シーズン2勝目。山中琉聖、表彰台争うもわずかに届かず4位
motorsport.com 日本版
落ち込む松下信治を見て感じた可能性。チームメイトの野尻智紀「彼と一緒にやるのが楽しみになった」
落ち込む松下信治を見て感じた可能性。チームメイトの野尻智紀「彼と一緒にやるのが楽しみになった」
AUTOSPORT web
大湯効果いきなり発動の予選Q1の2番手。走り出しのトラブルからセット変更ズバリで光明見えたCERUMO
大湯効果いきなり発動の予選Q1の2番手。走り出しのトラブルからセット変更ズバリで光明見えたCERUMO
AUTOSPORT web
「落ち着いてできた」「緊張した」「難しかった」「自分としてはやり切った」4者4様GT500ルーキーたちの初予選
「落ち着いてできた」「緊張した」「難しかった」「自分としてはやり切った」4者4様GT500ルーキーたちの初予選
AUTOSPORT web
幻のポールが見えた2台の速さ。23号車MOTULのクインタレッリと8号車ARTA松下信治が振り返る予選
幻のポールが見えた2台の速さ。23号車MOTULのクインタレッリと8号車ARTA松下信治が振り返る予選
AUTOSPORT web
D’station Vantage GT3がまさかのエンジントラブルも、交換を行い決勝での追い上げ目指す
D’station Vantage GT3がまさかのエンジントラブルも、交換を行い決勝での追い上げ目指す
AUTOSPORT web
5月1日といえばセナの30回忌……「雨のセナ」の伝説を紡ぐ「ロータス97T」のビッグスケールモデルが誕生!! 勇姿を思い出そう!
5月1日といえばセナの30回忌……「雨のセナ」の伝説を紡ぐ「ロータス97T」のビッグスケールモデルが誕生!! 勇姿を思い出そう!
ベストカーWeb
BMW5シリーズ 詳細データテスト 強心臓と洗練されたサスペンションを兼備 車体は大きくなりすぎ
BMW5シリーズ 詳細データテスト 強心臓と洗練されたサスペンションを兼備 車体は大きくなりすぎ
AUTOCAR JAPAN
【フェラーリから鉄道、陶器、メガネまでをデザイン】ケン・オクヤマ・トーキョーがオープン
【フェラーリから鉄道、陶器、メガネまでをデザイン】ケン・オクヤマ・トーキョーがオープン
AUTOCAR JAPAN
加賀山監督に聞くドゥカティの鈴鹿8耐ライダーは……「良い成績を残すために」
加賀山監督に聞くドゥカティの鈴鹿8耐ライダーは……「良い成績を残すために」
AUTOSPORT web
『スティーブ的視点』で「大阪オートメッセ2024」を紹介! 大人気YouTuberスティーブさんが注目した車とは?
『スティーブ的視点』で「大阪オートメッセ2024」を紹介! 大人気YouTuberスティーブさんが注目した車とは?
Auto Messe Web
「煮詰め切れていない」なかでのPP獲得。坪井翔「予選よりも決勝に自信」【第1戦GT500予選会見】
「煮詰め切れていない」なかでのPP獲得。坪井翔「予選よりも決勝に自信」【第1戦GT500予選会見】
AUTOSPORT web
岡山で2年連続PP獲得の蒲生尚弥「アタックは必ず1周で終わらせる!」【第1戦GT300予選会見】
岡山で2年連続PP獲得の蒲生尚弥「アタックは必ず1周で終わらせる!」【第1戦GT300予選会見】
AUTOSPORT web
日産ローランド、"電欠"で逃げ切りならず。ポルシェのウェーレイン優勝|フォーミュラE第7戦ミサノE-Prix
日産ローランド、"電欠"で逃げ切りならず。ポルシェのウェーレイン優勝|フォーミュラE第7戦ミサノE-Prix
motorsport.com 日本版
「新参」の戦いは楽じゃない 電動システムはBYD譲り KGMトーレス EVXへ試乗
「新参」の戦いは楽じゃない 電動システムはBYD譲り KGMトーレス EVXへ試乗
AUTOCAR JAPAN
テレビアニメ『ハイスピード エトワール』とコラボ、⼥性ドライバーによるレーシングチーム「HIGHSPEED Étoile Racing」を発⾜
テレビアニメ『ハイスピード エトワール』とコラボ、⼥性ドライバーによるレーシングチーム「HIGHSPEED Étoile Racing」を発⾜
Auto Messe Web

みんなのコメント

46件
  • reg*******
    ハイビームをわざわざ眩しいライトという語彙力の乏しさよ…

    オートハイビームの精度が低いのかドライバーがバカなのか知らないが、警察が上向きが基本と呼びかけるようになったあたりから、前走車や対向車がいても平然とハイビームにしている車が多すぎる。
  • hay********
    最近はミニバン、ワンボックス、SUV等車高の高い車が多い。ライトもハロゲンからLEDに移行してる。おまけに設定もレベルを上げている。低めの設定でも爆光フォグを搭載しているバカもいる。その為方向指示器が全く見えない!いい加減警察庁か公安委員会か知らないが、ハイビームの推奨を止めて欲しい!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村