どんどん厳しくなる規制に加えてこのところの物価高。スポーツカーを取り巻く環境はますます厳しいものに。だがそんな状況にあってこそオススメしたいコスパ抜群のスポーツカーと推しグレードをご紹介!
※本稿は2022年12月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか、監修/渡辺陽一郎
初出:『ベストカー』2023年1月26日号
やっぱりロードスターが一番!!? 超物価高でもオススメ コスパで選ぶスポーツカー3選
■コスパNo.1 マツダ ロードスター(990S・289万3000円)
渡辺陽一郎がコスパNo.1に選んだスポーツカーはマツダ ロードスター
スポーツモデルにはさまざまな魅力があるが、特に際立つのは、峠道などを車両との一体感を味わいながら走る楽しさだ。クルマを自分の手足のように操る感覚は、運転の本質といえる。
ロードスターはこの魅力を突き詰めた。全長が4m以下のコンパクトなサイズながら、後輪駆動を採用して前後の重量配分が優れ、抜群にコントロールしやすい。
特にソフトトップは、直列4気筒1.5Lエンジンの搭載でボディが軽く、パワーを出し切る楽しさも味わえる。スポーツカーなのに300万円以下のグレードも用意した。
レイズ社製鍛造16インチアルミホイールも専用装備
最も買い得なのは特別仕様車の990Sだ。車両重量が1トンを下まわる990kgながら、ブレンボ製ブレーキユニットを装着して、ローターも大径化した。サスペンションのスプリングやショックアブソーバーも990S専用だ。
その一方でリアスタビライザーやトンネルブレースバーは、6速MTなのに装着されず、軽量化と併せて初代ロードスターを思い出させる運転感覚も実現させた。
しかも990Sは価格が割安だ。Sに前述のブレーキユニットやレイズ製鍛造16インチアルミホイールを装着して、足まわりにも専用チューニングを施しながら、価格の上乗せは26万9500円に収まる。サイドエアバッグを3万3000円でオプション装着しても価格は300万円を下まわる。
●マツダ ロードスター(990S)の推しポイント
・990Sは約26万円の価格アップだが、走り装備内容はその価格以上
・車重990kgへの軽量化も魅力大
●マツダ ロードスター 990S 主要諸元
・ボディサイズ:全長3915×全幅1735×全高1235mm
・車重:990kg
・最小回転半径:4.7m
・パワーユニット:1.5L、直4(132ps/15.5kgm)
・燃費:16.8km/L
・価格:289万3000円
■コスパNo.2 スバル WRX S4(GT-H EX・438万9000円)
渡辺陽一郎がコスパNo.2に選んだスポーツカーはスバル WRX S4
ファミリーで使いやすく、なおかつスポーツ走行も楽しい欲張りなクルマとしては、WRX S4が注目される。買い得グレードはGT-H EXだ。
GT-Hに、高速道渋滞時の手離し走行を含めて高度な運転支援を行うアイサイトX、死角を補う視界拡張テクノロジー、11.6インチセンターディスプレイ、コネクティッドサービスなどを加えて、価格の上乗せを38万5000円に抑えた。
●スバル WRX S4(GT-H EX)の推しポイント
・GT-H EXのアイサイトXなどの装備は価格差以上の充実感あり
・大型ディスプレイ装備も魅力的
●スバル WRX S4(GT-H)EX主要諸元
・ボディサイズ:全長4670×全幅1825×全高1465mm
・車重:1590kg
・最小回転半径:5.6m
・パワーユニット:2.4L、水平対向4気筒ターボ(275ps/38.2kgm)
・燃費:10.8km/L
・価格:438万9000円
■コスパNo.3 スバル BRZ(S・326万7000円)
渡辺陽一郎がコスパNo.3に選んだスポーツカーはスバル BRZ
スポーツカーではBRZも買い得だ。装備と価格を見ると、姉妹車のGR86よりも少し割安になる。特にSは注目される。Rのアルミホイールとタイヤは17インチだが、Sは18インチのハイパフォーマンスタイプに変わる。
前席シートヒーターも加わり、シート生地はウルトラスエード/本革だ。スピーカーもRは6個だが、Sは8個に増えて、価格の上乗せを18万7000円に抑えている。
●スバル BRZ(S)推しポイント
・SはRの18万7000円高に抑えた
・Sは18インチホイールを装着
・BRZの価格はGR86より少し割安
●スバル BRZ(S)主要諸元
・ボディサイズ:全長4265×全幅1775×全高1310mm
・車重:1270kg
・最小回転半径:5.4m
・パワーユニット:2.4L、水平対向4気筒(235ps/25.5kgm)
・燃費:11.9km/L
・価格:326万7000円
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みんなのコメント
S2000も復活したらええのに。