【MotoGP】今年は絶望せずにサーキット入りできる!? ホンダのジョアン・ミル「開幕戦は残念だったけど、ポジティブだよ」

MotoGPは今週末第2戦アルゼンチンGPを開催する。ホンダのジョアン・ミルは、開幕戦で改善が確認できたことで、ポジティブにレースウィークに臨めているようだ。

大苦戦が続いていたここ数年のホンダだが、2025年はある程度改善が進んできている。開幕戦では予選タイムも大きく改善し、ミルはレース中盤に転倒するまで7番手を走行するなど、昨年では厳しかった順位を争っていたのだ。

最終的にホンダ陣営としては、サテライトチームのヨハン・ザルコ（LCR）が7位を獲得。アプリリアやKTM勢との距離が縮まっていると見られるようになった。

「ポイントを獲得できなかったのは残念だったよ」と、アルゼンチンGPを前にミルは開幕戦を振り返った。

「6位はほとんど確実だったと思うからね。それがかなり現実的な結果だったんだ。僕も楽観視できているし、最初に風でコースを外れなければ、もう少しやれたとも思っている」

「スプリントでもテストのように感触は良く、ペースも良かったからね」

そしてミルは、アルゼンチンGPについて上手くいくか悪い結果になるかの予想は避けたものの、ポジティブ雰囲気で臨めていると語った。

「このコースはかなり違ってくる。グリップはあまり無いし、ブレーキングも激しいわけでは無い。“繋ぎ”が大事なコースになっている」

「ここでバイクがどんなふうに走ってくれるかは興味深い。すごく良くなるかもしれないし、全くダメかもしれない。でも僕らが楽観的だというのは明らかだ」

「ピットにはポジティブな雰囲気が漂っているし、それが間違いなく助けになってくれている」

「僕達は参加賞のために来てるんじゃなく、競うためにここに来ているんだ。木曜日にサーキットへ着いて、すでに負けだと考えるのは厳しいことだ」

「でも、上位に食い込むチャンスがあるかもしれないとか、トップ10で戦えるかもとか、全てが上手くいけばさらにもう少し、といったふうに考えてサーキット入りできれば、違った形で臨めるんだ」

Comments

[g********]

確実に向上しているようでそれは良かった！ホンダがドゥカに一矢を報えずどうすんじゃ！
しかし、ゴールはしようよ…　寡黙で結果を出すザルコの株が上がるだけだよ。
ブレーキングから飛び込み、コーナー速度の速さが素晴らしくてタイトルを取ったミル。どうか頑張ってくれ～！