■「コンパス」は若者でも手が届く346万円から
FCAジャパンは、ジープのコンパクトSUV「Compass(コンパス)」に、内外装のデザイン変更並びに安全・快適装備の充実などの改良を施し、2021年6月26日より販売を開始する。
【画像】初めてのSUVに最適な「コンパス」をもっと見る(23枚)
車両価格(消費税込)は、346万円からとなっている。
一見すると格上の「グランドチェロキー」をひとまわり小さくしたような「コンパス」だが、エクステリアの変更は少し整えた程度にとどまっている。今回のマイナーチェンジの最大の見所は、インテリアの大幅なリファインにあるといっていいだろう。
●「ボルスター」と呼ぶ新たなインテリアデザイン
ジープのチーフ・インテリア・デザイナーのクリス・ベンジャミン氏によると、インテリアを刷新することで、まったく新しいユーザー・エクスペリエンスを作ることに成功したという。
そのインテリアでは、ドライバーにも同乗者にも同様に開放感や上質な居心地を感じ取ってもらえるよう、横方向にシームレスなデザインを採用した点が大きな変更点だ。このデザイン変更にあたり、インストルメントパネルを始め、センターディスプレイ、センターコンソール、ドアパネルまでもが一新されている。
シートに座って、まず目に飛び込んでくるのは、ジープが「ボルスター」と呼ぶインストルメントパネルから連続している横一直線に貫かれているエリアだ。新たなデザインとなったセンターコンソールは、高めの位置に設定され、収納スペースが増えたばかりか使い勝手も向上している。
さらに目を引くのが、ダッシュボード中央のセンターディスプレイだ。第5世代のUconnect5を搭載した10.1インチ(スポーツでは8.4インチ)の大型タッチスクリーンを採用し、優れた視認性と直感的な操作性を実現している。また最新プロセッサの採用によって最大で5倍の処理速度となり、Apple CarPlayならびにAndroid Autoをより快適に使用できるようになった。
またメータークラスターには、フルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ(スポーツでは7インチ)を採用、運転に関連する様々な情報が表示される。なおセンターコンソールの収納スペースは、容量が2倍以上となり、使い勝手が向上している。
●キープコンセプトの外観
エクステリアでは、キープコンセプトながらもフロントとリアを中心にデザインが刷新された。フロントでは、ジープを象徴するセブンスロットグリルの下に車幅一杯に広がる直線的な開口部が設けられ、ヘッドライトは従来のキセノン式に比べて約2倍の明るさを誇るフルLEDヘッドライトが全車に標準装備された。この新しいヘッドライトにはデイタイムランニングライトが内蔵され、被視認性を高めるとともに、精悍な佇まいを演出している。
リアもLEDライトを採用、リアコンビネーションランプやバンパーガーニッシュの意匠を見直し、フロントに共通する特徴が与えられている。
●安全・快適性能は最新システムへアップデート
新装備として全グレードに標準装備されたのは、ジープ初となるアクティブ・レーン・マネジメントシステムである。これは、前面衝突警報、歩行者・サイクリスト検知機能付衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、従来の車線逸脱警報に加え、死角にいる併走車との衝突回避を図るためにステアリングを自動補正してくれる機能だ。
「スポーツ」は、オートヘッドライトやリアディープティンテッドガラス、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、Parkviewリアバックアップカメラなど25万円相当の装備を標準装備としながら、従来モデルとの価格差は10万円に抑えている。
「ロンジチュード」と「リミテッド」には、フロント・カメラが道路標識を読み取り、必要に応じてドライバーに通告するトラフィックサイン・レコグニション、自動的に法定速度を認知し走行速度を制御するインテリジェント・スピード・アシスト、信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持するオートブレーキホールドが装備される。
トップモデルの「リミテッド」には、さらに車両の周囲の状況を車内のタッチスクリーンに映し出すサラウンドビューカメラや、ドライバーの注意力低下や無反応を検知して警報を発するドライバー・アテンション・アラートも搭載。さらにヒーテッドステアリングホイールやハンズフリーパワーリフトゲート、ヒルディセントコントロールも備わり、快適性や機能性が向上している。いずれの装備もジープブランドでは初搭載となる。
「ロンジチュード」では20万円相当、「リミテッド」では30万円相当の装備が標準となりながら、それぞれ、2万円と1万円しか車両価格は高くなっていない。これは若者世代がジープファミリーに入ってきてくれることを望んでいる証でもある。
マイナーチェンジ後のコンパスの車両価格(消費税込)は次のとおりだ。
・スポーツ(FF) 346万円
・ロンジチュード(FF) 385万円
・リミテッド(4WD) 435万円
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
約148万円! スバル新型「軽ワゴン」発表! “水平対向”じゃないエンジン&スライドドア搭載! ”大開口“実現の「シフォン」が販売店でも話題に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント