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絶えない「絶版」の噂! 現行モデル限りでひっそり消える可能性の高い国産車5選

掲載 更新 30
絶えない「絶版」の噂! 現行モデル限りでひっそり消える可能性の高い国産車5選

 トヨタはモデル数が多いため別のモデルに吸収される可能性も

 最近ホンダのグレイスとシビックセダン、ジェイドが近々生産終了となることが明らかになった。日本車のラインアップを見ると販売台数や登場時期などから「そろそろなくなるのではないか」と感じるクルマも少なくない。今回は、そんなクルマをピックアップすると同時に筆者の主観でその将来を考えてみよう。

地味で忘れられがちでもじつはイイ! 乗るとジワジワよさが伝わるスルメのような現行車5選

■トヨタ

 1)プレミオ&アリオン

 両車はかつてのコロナ&カリーナを引き継ぐミドル4ドアセダンで、5ナンバーサイズという点を主な理由に根強く売れている。現行モデルは2016年にビッグマイナーチェンジされたものの、登場自体は2007年と古く、いつ何が起きてもおかしくない。将来に関してはフルモデルチェンジされるという説と絶版になるという情報が錯綜しており、5月からトヨタ車は基本的に全ディーラーで全車種が買えるようになったこともあり、現行カローラによりラグジュアリーにしたグレードを追加してプレミオ&アリオンの後継車にすれば十分にも感じる。

 しかし、もしトヨタが「熟年層を対象にした5ナンバーのセダンが必要」と判断したなら、強引な話ながらヤリスを大幅に拡大するといった成り立ちでカローラとプレミオ&アリオンの車格が逆転するような前代未聞の事態も伴いながら、プレミオ&アリオンが継続されるという可能性もゼロではないのかもしれない。

 2)プリウスα

 プリウスαは2011年登場に登場した、先代プリウスをベースとしたステーションワゴン&7人乗りミニバンである。トヨタにはプリウスαに近いサイズのカローラツーリングというステーションワゴンがあり、ミニバンに対する需要もシエンタやノア三兄弟といったスライドアで全高が高いものに移行していることもあり、残念ながら後継車なく絶版となる可能性が高いのではないだろうか。

 SUVブームにより立場を失いそうなモデルも!

■レクサス

 3)CT

 レクサスCTはベンツAクラスなどと同じ車格となるモデルで、先代プリウスのレクサス版的な存在でもある。2011年の登場から9年が経ち、プリウスが現行モデルになってから5年目となっているのにモデルチェンジの噂も聞かないのを総合すると、クロスオーバーSUVのUXがCTに近い面もあり、CTもUXを実質的な後継車に絶版となりそうだ。

■日産

 4)マーチ

 2010年登場でタイ生産となる、軽自動車の一車格上となるコンパクトカー。タイ生産のこの車格のコンパクトカーというと日産とアライアンスを結ぶ三菱自動車にミラージュがあり、アライアンス内でバッティングするクルマが継続するとは思いにくい。つまりマーチとミラージュはいずれ統一されると考えるのが自然なわけだが、このカテゴリーは三菱自動車に任せる可能性のほうが高く、マーチは存続するにしてもミラージュの派生車のような形になるのではないだろうか。

 5)フーガ&シーマ

 現行フーガは2009年、フーガのストレッチ版となるシーマも2012年登場と、もう古い。将来に関しては日産が決算と同時に発表した構造改革の1つとなる「選択と集中」のなかに“C/Dセグメント、電気自動車、スポーツカーをグローバルなコアモデルセグメントとして集中投資する”という文言があるのに加え、公表された今後18か月で登場する12モデルの動画のなかにもフーガ&シーマらしきものはなかった。

 このあたりを総合すると日産の最上級セダンはスカイラインとし立て直しを行い、フーガ&シーマは現行モデルでいずれ生産終了となる可能性が高いだろう。

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