■新型C-HRが人気スギ?
2024年11月13日、トヨタのポーランド法人は、コンパクトSUV「C-HR」ハイブリッドモデルのセールスが好調であることを発表しました。
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C-HRは、トヨタの次世代世界戦略車のコンパクトクロスオーバーSUVとして、2016年12月に初代がデビューしました。
その開発はスポーツカー同等の力の入れようで、ニュルブルクリンクでテスト走行を重ね、欧州の至るところの一般道路を走り込んで磨き上げられてから発売され、販売は世界100カ国で展開しました。
日本市場では、2023年7月で販売終了しましたが、2023年6月に2代目C-HRがワールドプレミアされ、欧州から発売されています。なお、日本市場へ導入されるかどうかは明らかにされていません。
2代目C-HRのボディサイズは、全長4362mm×全幅1832mm×全高1558-1564mmと、初代よりも全幅が約40mm広くなったことがハイライトです。
エクステリアデザインは、現行5代目プリウスと共通する「ハンマーヘッド(ハンマーヘッド=シュモクザメの英名”ハンマーヘッド・シャーク”から)」デザインの特徴的なフロントマスクを採用し、リアデザインは高い位置に水平基調の薄型コンビネーションランプを配置。同じく水平基調で大胆に凹凸が付けられたリアエンドが印象的です。
初代のデザインは、アバンギャルドでモダン、かつ大胆に攻めたデザインでデビュー直後は賛否両論あったものの、時間の経過とともに多くの人にスタイルの良さが受け入れられ、世界的に好調なセールスを記録していました。
2代目も初代同様に攻めのデザインとなり、欧州トヨタの公式HPでは「常識を覆すスタイル」と銘打たれるなど、非常に印象的なモデルとなりました。
2代目C-HRのワールドプレミアは、日本国内でも大きな反響を呼び、「かっこいい」「日本でも早く売って欲しい」などという好意的な声が多数寄せられました。
パワートレインは、直列4気筒1.8リッターハイブリッドと直列4気筒2.0リッターハイブリッド、直列4気筒2.0リッターPHEV(プラグインハイブリッド)の3種類がラインナップし、駆動方式は2WD(FF/前輪駆動)、2.0リッターハイブリッドモデルに後輪モーター駆動の4WDが設定されています。
ポーランドでの車両価格は、エントリーモデルの1.8リッターハイブリッド「コンフォート」の14万900ズウォティ(1ズウォティ=37円の為替レートで約521万円)からハイブリッドモデルの最上級グレード「東京エディション」の196万6900ズウォティ(同約625万円)、PHEVは18万900ズウォティ(同約699万円)から21万5900ズウォティ(同約799万円)となっています。なお、この価格には23%の消費税等が含まれています。
■ポーランドでは約10カ月の間に2代目C-HRを約1万台販売
2024年11月13日付けのトヨタポーランド法人の発表によると、2024年1~10月の間に、2代目C-HRを9688台、初代を1363台、合計1万1051台を販売し、昨年通年の販売台数とほぼ同じとなったとのことです。
ポーランドの人口は、約3768万人で、単純計算で日本市場の約3分の1の規模となります。ポーランドでの約1万台の販売台数は、日本市場で約4万台の販売台数に匹敵すると言えます。
最も売れたグレードは、車両価格16万9400ズウォティ(同約626万円)のハイブリッドモデルの中級グレード「スタイル」で販売台数は3049台(販売構成比32%)とのことです。
また、車両価格14万900ズウォティ(1ズウォティ=37円の為替レートで約521万円)のエントリーモデル、1.8リッターハイブリッド「コンフォート」は2904台(販売構成比30%)で、車両価格17万7900ズウォティ(同約658万円)の上級グレードの2.0リッターハイブリッド「エグゼクティブ」は1812台(販売構成比19%)と高い人気であったとのことです。
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みんなのコメント
新社長になってから色々問題が出てるし、あの偉い人が日本で出すな!って言ったのかなぁ。新しいC-HRの発売を待っている日本人はたくさんいるのに。