公道走り屋系の代表2作品
日本のクルマ系マンガの代表作を2つ挙げるとすると、一つ目は1975~79年まで連載された「サーキットの狼」でしょう。ロータス ヨーロッパに乗る主人公の風吹祐矢(ふぶきゆうや)が公道での競争からレースの世界に足を踏み入れ、やがてはF1レースにまで登り詰めるという物語です。このサーキットの狼からスーパーカーブームが生まれ、私のようなクルマ好きが形成されたというわけです。
二つ目は「頭文字D」です。1995年に連載を開始、2013まで続いた物語なので比較的新しく、ファンも多いのではないでしょうか。主人公が乗るクルマはトヨタ スプリンタートレノ(AE86)。これは全巻を通して変わりません。
サーキットの狼で主人公の風吹祐矢が乗るクルマはロータス ヨーロッパからフェラーリ ディノ、ランチア ストラトスと変化していきますが、頭文字Dでもサーキットの狼でも、圧倒的に速くパワフルなクルマではないモデルで、パフォーマンスの勝るクルマに勝っていく姿が共感を呼んでいます。
チューニングショップをテーマにした異色作
クルマの物語といえば、当然のようにクルマを走らせることが主題になるものでしたが、そこに一石を投じたのが「よろしくメカドック」(1982~85年)という作品でした。よろしくメカドックは、東京にあるチューニングショップの「メカドック」を舞台に、クルマのチューニングを通じて物語が進んでいきます。もちろん、チューニングしているだけでは話が面白くないので、レースシーンなども登場するのですが、ドライバーの腕というよりもクルマのチューニングがどう効果を発揮するのか? という視点となっているところが面白いところ。自分でクルマをチューニングするいわゆるプライベーターが数多く出てきた時代だったのも、このマンガが共感された理由でしょう。
サーキットが舞台の代表2作品
レースをテーマにしたマンガのなかで私が印象的に思っているのが「赤いペガサス」(1977~79年)です。実際のF1のチームや登場人物のなかにフィクションを組み入れたストーリーで、「巨人の星」のように実際の選手とフィクションの選手が入り交じり、さらには実在するエピソードともリンクしながら話が進んでいきます。1976年に富士スピードウェイでF1イン・ジャパンが開催された翌年に連載がスタート。1987年には同じ作者が原作を担当した続編「赤いペガサスII 翔」も連載されました。
もう一つのレース系マンガは「F」(1986~92年)です。主人公がFJ1600のレースからスタートし、F1まで登り詰めていくストーリーですが、レースの世界の話だけではなく、人間模様が描かれているのが特徴的です。とても人間臭いドロドロした部分や、レーシングチームとして活動するためのストーリーなども含まれ、赤いペガサス同様に実在の人物も登場する物語です。
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車好きには堪らないマニアックな世界観のストーリーで
国産・外車・旧車など多彩なジャンルを、オーナー目線で描いた
物語です。その名の通りロマンに溢れた素晴らしい作品です。