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トミカ × リアルカー オールカタログ / No.81 トヨタ RAV4

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トミカ × リアルカー オールカタログ / No.81 トヨタ RAV4

RAV4(ラブフォー)はトヨタが生産・販売している乗用車タイプのSUV(クロスオーバーSUV)です。RAV4は当初、1994年にいわゆる「5ナンバー・サイズ」のコンパクトSUVとしてスタートしましたが、北米市場での好評をうけてボディサイズが拡大、2代目以後はいわゆる「3ナンバー・サイズ」へとサイズアップされて現在に至っています。

A50系 RAV4 実車フロントビュー(ハイブリッド G/2019年モデル)A50系 RAV4 実車フロントビュー(ハイブリッド G/2019年モデル)現行最新モデルは日本では2019年に登場した5代目となるA50系ですが、通算4代目にあたるA40系が、日本では3代目SU6系ハリアーと競合するおそれがあることから販売が見送られたため、日本市場ではこのA50系は4代目ということになります。

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.80 ジープ ラングラー

A50系RAV4の開発コンセプトは「Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive」――SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD――です。デザインは「Adventure & Refined」をコンセプトに掲げ、「アクティブで力強いワクドキ感(Adventure)」と「都会にも似合う洗練さ(Refined)」をあわせ持つデザインを実現。SUVらしい力強さと洗練さを融合させています。造形テーマは幾何学形状の八角形(オクタゴン)2つを90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」で、さらに外観の随所に多角形を織り込んで、タフさと安定感のある個性的なデザインを表現しています。また、オフロード性能やSUVらしいリフトアップ感に効果のある大径タイヤが採用されています。

ガソリン車に搭載される2.0ℓダイナミックフォースエンジン、M20A-FKS型。エンジンはガソリンエンジン車では、『TNGA(Toyota New Global Architecture/トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー=もっといいクルマづくりのための新世代システムと方針)』の思想に基づいた直列4気筒直噴エンジン“2.0ℓダイナミックフォースエンジン”と、無段変速機“Direct Shift-CVT”を組み合わせることで、力強くダイレクトな走りと、優れた燃費性能を両立しています。また、ハイブリッド車には同じく『TNGA』の思想に基づいた“2.5ℓダイナミックフォースエンジン”を搭載した、新型2.5ℓハイブリッドシステムを採用。優れた燃費と、気持ちの良い加速性能を実現しています。

走行性能は、どんな路面状況でも感じられる安心感と、ドライバーの意のままに操れる自然で正確なハンドリングの実現が目指されている。走行性能は「Confident & Natural」をコンセプトに、路面の凹凸や横風などの外乱に対して車両が安定している安心感(Confident)と、ドライバーの意のままに操れる自然で正確なハンドリング(Natural)の実現が目指されています。駆動力、4WD、ブレーキ、ステアリングを統合制御する4WD統合制御『AWD Integrated Management(AIM)』が4WD全車に装備されたほか、路面や運転状況に合わせて選択できるマルチテレインセレクトやTRAILモード、ドライブモードセレクトの走行モードに応じ、各制御を最適化。優れた操縦安定性と走破性、そして快適な走行性能を実現しています。

ガソリン車では、世界初採用となる新開発の4WDシステム『ダイナミックトルクベクタリングAWD』は、走行状況に応じて、前後トルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御し、ドライバーの狙い通りのラインを安定した車両姿勢で駆け抜ける高い旋回性能を発揮させる「トルクベクタリング機構」と、4WD走行が不要と判断した時には、後輪に動力を伝達させる駆動系を切り離して燃費向上を図る「ディスコネクト機構」を採用しています。

ハイブリッド車は2.5ℓダイナミックフォースエンジンを軸とするハイブリッドシステムと電気式4WDシステム『E-Four』を組み合わせる。ハイブリッド車では4WDシステムとして、最新のハイブリッド技術を継承した新型の電気式4WDシステム『E-Four』を採用しています。これには後輪の最大トルクを増加させるとともに、前後輪トルク配分を100:0~最大20:80まで変更可能な新制御を採用。コーナリング中の前後輪トルク配分を最適に制御して操縦安定性を高めたほか、後輪のトルクを上げたことで、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感も向上させています。

低くすることで圧迫感を抑えたインストルメントパネルなどにより広い視界が確保されているコクピット。インテリアでは、低くすることで圧迫感を抑えたインストルメントパネルや室内から見えないように設計されたワイパーなどにより、すっきりとした前方視界を確保。また、ドアミラー取付位置の最適化や三角窓によって、良好な斜め前方視界を実現しています。加えてリヤクォーターガラスの拡大やリヤドア後部のピラー断面を小さくすることにより、斜め後方視界も良好なものとしています。

落ち着いた演出がなされたインテリア。リヤシートは6:4分割可倒式を採用。リヤシート使用状態でも、クラストップレベルのラゲッジ容量を誇る。また、リヤシート使用状態でも、クラストップレベルとなる580ℓのラゲッジ容量が確保され、さらに、6:4分割可倒式リヤシートや、ラゲッジ床面の高さを2段階に調節できる2段デッキボードが採用され、荷物の形や大きさに応じた使い方ができるラゲッジスペースが実現されています。さらに、最新の予防安全パッケージ『Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)』が全車に標準装備されており、「安全・安心」「快適・便利」を提供するコネクテッドサービスも利用可能となっています。2020年6月にはプラグインハイブリッドモデルの『RAV4 PHV』が導入されたことも大きな話題となっています。

さて、『トミカ』の『No.81 トヨタ RAV4』は、2018年にデビューしたA50系RAV4をモデルとしています。細かな事を言えば、トヨタのエンブレムがハイブリッド車用の青地のものではないので、ガソリン車が再現されているようです。いつもながら的確にA50系RAV4のスタイリングが再現されていますが、このモデルは後部ドアが開閉するギミックも備えており、楽しい1台になっています。

■トヨタ RAV4 2.0ℓ ガソリン車 Adventure 主要諸元

全長×全幅×全高(mm):4610×1865×1690

ホイールベース(mm):2690

トレッド(前/後・mm) :1595/1615

車両重量(kg):1630

エンジン形式:M20A-FKS型直列4気筒DOHC直噴(D-4S)

排気量(cc):1986

最高出力:126kW(171ps)/6600rpm

最大トルク:207Nm(21.1kgm)/4800rpm

トランスミッション:ギヤ機構付CVT

サスペンション(前/後):ストラット/ダブルウィッシュボーン

ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ディスク

タイヤ:(前後) 235/55R19

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