■なぜ爆売れ? 日産の新型軽が大人気!
日産の新型軽自動車「ルークス」の滑り出しが好調です。「ルークス」は2020年3月のフルモデルチェンジ時に従来の「デイズルークス」から車名を変更し、「デイズ」シリーズから独立。背が高くて室内が広いスーパーハイトワゴンに分類され、後席にはスライドドアを組み合わせたパッケージングです。
不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選
そんな新型ルークスは、同年3月19日の発売から約1か月での受注台数はなんと1万7000台以上。コロナ禍の影響を受けるなか、幸先のいいスタートダッシュを決めたといって良いでしょう。新型ルークスはなぜここまで人気を伸ばすことに成功したのでしょうか。
受注したうちの8割がスポーティな上級仕様の「ハイウェイスター」系で、さらに全体の98%以上がアラウンドビューモニターを装着しているとのことです。
気になるのは人気の理由ですが、おおきく3つ考えられます。まずひとつが日産自慢の先進運転支援システムです。
上級グレードに備わる「プロパイロット」と呼ばれる運転支援システムは、高速道路走行中の速度調整を自動化(ドライバーがアクセル/ブレーキの操作をすることなく設定速度内で前を走るクルマに一定の車間距離をあけて追従走行)し、加えて車線の中央を維持するようにハンドル操作もアシスト。
同様の装備を組み込んでいるライバルもありますが、渋滞時の停止保持機能を備える新型ルークスと異なり、ホンダ「N-BOX」は渋滞などで約30km/hまで速度が低くなるとシステムがキャンセルに。ダイハツ「タント」は完全停止まで速度を調整してくれますが、新型ルークスと違い停止保持機能までは備えません。
新型ルークスはもっとも機能が高度なのです。
もちろん、実用性もライバルに対するアドバンテージがあります。たとえば乗り降りのしやすさで、感心するのがスライドドアの開口部の広さです。最大部分で650mmあるスライドドア開口幅は、ライバルに対してトップを実現。赤ちゃんを抱いたママやパパから年配の人まで楽に乗り降りができます。その際はBピラーにあって身体を支えるグリップがライバルよりも大きくて、体格を選ばず握りやすいのも優れたポイントと実感します。
「X」系グレードは助手席側、「プロパイロットエディション」では左右両側に電動スライドドアを備え、そこには「ハンズフリーオートスライドドア」と呼ぶ、手を使うことなく足の動きをきっかけにドアを開閉する機能も搭載。この機能を左右ドアとも設定し、開けるだけでなく閉じられるのは新型ルークスと兄弟車の三菱「eKスペース/eKクロススペース」だけなのです。
数々の要素が詰まった優れた乗降性はライバルに対するふたつめの魅力といえるでしょう。
■王者ホンダ「N-BOX」を追い越せるか? 2020年の軽自動車市場はどうなる?
そして3つめのポイントが、ライバルをリードする後席居住性。
新型ルークスのようなスーパーハイトワゴンは後席に人を乗せることが多いユーザーの比率が高いですが、後席のひざまわりの余裕(フロントシートからひざまでの距離)はなんとクラストップ。いずれも高い実力なので僅差ではありますが、ライバルよりも広いのです。広さを求めるユーザーにとって大きな魅力に違いありません。
運転をサポートしてくれるライバル以上の先進技術に、乗降性や居住性など実用面でのアドバンテージ。新型ルークスはフルモデルチェンジでクルマとしてのポテンシャルが大きく高まりました。さらにはニッサンというブランドへの期待感も加わったことが好スタートの理由といえそうです。
ちなみに、ライバルの2019年における年間販売状況をみると、クラス王者(そして日本の乗用車の頂点)であるホンダN-BOXが23万3500台。月あたり1万9458台を販売したことになります。2位はタントで年間17万5292台(月あたり1万4663台)、そして3位のスズキ「スペーシア」は16万6389台(月あたり1万3866台)を販売しました。
今回明らかになった約1か月で1万7000台以上という新型ルークスの数字はあくまで「受注台数」なので直接比較はできませんが、このままの勢いを維持できれば上位にランクインすることができそうです。
参考までに、2019年に日産のデイズ(フルモデルチェンジ前のためデイズとデイズルークスの合算)は15万7439台(月あたり1万3120台)を販売し、軽自動車ランキングで4番目につけています。新型ルークスのこれからの売れ行き次第では、軽自動車の売れ筋トップ5に日産から2台のランクインもあり得るかもしれません。
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みんなのコメント
軽自動車は、スズキとダイハツにまかせればよい。
大体、軽自動車高すぎ。