物価高騰や原油高などの影響により、クルマの買い替えも慎重にならざるを得ない昨今。新車価格もじわじわと上がっていることから、新車を諦めて中古車を検討したり、安い軽自動車でいいか…と考えている人も少なくないだろう。
確かに昨今のクルマは装備が充実していることから、簡単に買える価格ではなくなってきているが、探せばお買い得なモデルもある。100万円台で購入できる、お値打ちなクルマをいくつかピックアップしよう。
え…人気車が100万円台で買える?? プロが選ぶお値打ちお買い得モデル4選
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:TOYOTA、SUZUKI、ベストカー編集部
ただのコンパクトカーじゃない!! スズキ「スイフトスポーツ」
100万円台でクルマを探すとなると「走りは諦めるか…」となるところだが、スポーツな走りを求めても予算内に収まってしまうのが「スイフトスポーツ」だ。価格は6速MTで税込188万円、6速ATモデルでも税込195万円(ただしスズキ セーフティサポート、いわゆる先進安全運転支援システム非装着のモデルのみ)と、100万円台で購入できる。
970kgという軽量かつ強靭な新プラットフォームによる軽快で俊敏なハンドリング性能、低回転から高いトルクを発生させる1.4Lの直噴ターボの加速感、走りのためにチューニングされたトランスミッションやサスペンションシステム、パワフルなブレーキシステムなど、こだわりの設計とパーツが満載。5ドアなので普段使いの使い勝手もよく、走りも過激すぎないのでバランスが良い。これが100万円台で買えるのだから、コスパは非常に高い。ぜひ若い世代にも乗っていただき、クルマを走らせる楽しさを知ってほしい。ちなみに今年2023年には、次期型スイフトの登場が予想されている。代を追うごとに進化するので、しばらく様子見するのもよいかもしれない。
100万円台から買えるホットハッチ、スイフトスポーツ。この性能とこだわりが100万円台で手に入るなんて、なんと幸せなことだろうか
100万円台ながらひとクラス上を味わえる トヨタ「カローラ」
累計販売台数でギネス世界記録も樹立した、トヨタが世界に誇るブランド「カローラ」。名ブランドであるだけに、「カローラ」ときくと、どうしても古典的なイメージを持ってしまうが、現行型カローラは若々しいスタイリングとなり、特にステーションワゴンのカローラツーリングが人気のようだ。
ツーリングは税込207万円からと、今回の企画からは外れてしまうのだが、セダンであれば、税込199万円で購入できる。セダンのメリットは3ボックスとなるため車体剛性が高く、ハッチバックやワンボックスよりハンドリング性能で優れること。実用面でも一見ハッチバックの方が使いやすそうに思えるが、セダンでも荷物はたっぷり積めるし使い勝手も良い。
現行型は3ナンバーボディとなったため、旧世代の5ナンバーサイズ「カローラ アクシオ」(税込161万円~)も継続販売されているが、やはりデザインの良さやTNGAプラットフォームの採用、また装備が新しいということで現行型を選びたいところ。税込199万円で購入できるエントリーグレードのXは、インテリアがシンプルだが、ヘッドライトはLEDだし、歩行者(昼夜)にも対応したプリクラッシュセーフティや全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールも装備される(Xは停止保持機能なし)。シンプルな内装で良いのであれば満足できる内容だ。ヤリスを選ばず、ひとクラス上のかっこいいセダンを選ぶというのも悪くない選択だと思うが、いかがだろうか。
若々しいデザインで、セダンでも、まったくオジさんくさくない、現行型カローラセダン
人気のコンパクトSUVで狙うなら!! トヨタ「ヤリスクロス」
いま人気のコンパクトSUVは、コンパクトモデルながら、新車価格はなかなか高い。ヴェゼルやC-HRはエントリーグレードでも100万円台では買えず、CX-3、カローラクロス、クロスビーなどであれば100万円台から買えるのだが、これらと比較して、デザインと装備の良さで圧倒的なのが「ヤリスクロス」だ。
ヤリスクロスの洗練された都会的なデザインは、街乗りでもアウトドアシーンでも映えるし、ムダのないディテールはシンプルで飽きがこない。ガソリンモデルのエントリーグレード「X」の2WDであれば、税込189万円と100万円台で購入でき、スマートエントリーは標準装備だし、ディスプレイオーディオも7インチ+2スピーカーで搭載され、プリクラッシュセーフティはもちろんのこと、レーントレーシングアシスト、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールも標準装備と、装備も乗用車として十分価値ある内容だ。
ヘッドランプは標準でハロゲン式だが、税込7万1500円でフルLEDヘッドランプに変更できる。つまりオプションをつけても100万円台で収まる計算だ。装備内容と車格を考えると、かなりお買い得なクルマといえる。
エントリーグレードの「X」(2WD)なら189万円で買えるヤリスクロス。装備内容も乗用車として十分充実している
あの大人気ミニバンも100万円台で買える トヨタ「シエンタ」
2022年8月に新型が登場した、トヨタの大人気コンパクトミニバン「シエンタ」。アクの強い先代モデルに比べて、新型では洗練されたデザインに生まれ変わり、走りや燃費、実用性も大きく進化している。
ラインアップのうち100万円台で買えるのはガソリンモデルの2WD、エントリーグレード「X」のみだが、5人乗りだけでなく7人乗りも予算に収まるのが嬉しい(5人乗り:195万円、7人乗り:199万円)。
ウレタンステアリングや簡素な加飾、エアコンはマニュアルになるなど、インテリアのシンプルさは否めないが、LEDヘッドライト、UVカットグリーンガラス、後席プライバシーガラス、助手席側パワースライドドアなど、ファミリーカーとして全く不満のない装備内容。特に小さなお子さんのいるファミリーにおすすめしたいクルマだ。
コンパクトなボディサイズと徹底的に追求された使いやすさが自慢のシエンタ。日本の道路事情ならベストバランスといっても良いファミリーカーだ
◆ ◆ ◆
100万円台という予算でも、価値の高いモデルを選ぶことは可能。ご自身がどんな装備やパッケージングが欲しいのかを事前に吟味しておくと、それほど予算を上げなくても満足のいくクルマ選びができるはず。ぜひ装備にも価格にも満足できる一台を探してみてほしい。
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百歩譲って四捨五入が限界です。記事にする価値もありません。