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VW ポロ GTIのマイナーチェンジが迫る。新型ゴルフGTI似のルックスや先進装備に期待がかかる

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VW ポロ GTIのマイナーチェンジが迫る。新型ゴルフGTI似のルックスや先進装備に期待がかかる

独フォルクスワーゲンは5月10日、改良型「ポロGTI」の登場を予告するとともに、実車を6月末にワールドプレミアすると発表した。

アップデート版ポロのデビューから間を置かず、ホットハッチ版ポロGTIにも改良型の登場が予告された。デザインスケッチを見る限り、そのフロントマスクはベースモデル同様に新型「ゴルフ」などと共通のイメージへモディファイされ、ブランドのアイデンティティがより明確になる模様。さらにGTIは、ハニカムメッシュグリルやロワーバンパーサイドの縦2連LEDドライビングランプなどによって、シャープかつダイナミックな印象を強めている。新しいブランドロゴの装着や、マトリクスLEDを用いたIQライトの設定など、ポロで実施されたその他の改良もGTIに適用されることとなるだろう。

インテリアに関する情報は明らかにされていないが、アップデートを機にポロが新採用したトラベルアシストなどの運転支援システム、大型のタッチスクリーン、そしてゴルフ譲りのタッチスライダー式エアコンコントローラーといった先進デバイスは当然GTIも装備するはず。機能面での進化が見込まれる。

パワートレーンについても現状でアナウンスはないものの、現行型ポロGTIはクラストップレベルの最高出力200PS、最大トルク320Nmを発生する2.0L 直4ターボガソリンエンジンに6速DSGを組み合わせており、キャリーオーバーでもファンから不満が出ることはないだろう。

残念ながら新型コロナの影響で本年の開催は見送られたが、例年この時期はオーストリアのヴェルター湖そばで恒例のGTIミーティングが開催されており、それに合わせてティザーが打ち出したのは偶然ではないだろう。実車の公開まで残り1か月強。新たなホットハッチのベンチマーク登場が今から楽しみだ。

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