■SNSでも大反響を呼んだ「スカイライン NISMO リミテッド」
今から67年前の1957年4月、当時クラス最強の60馬力を発生する直列4気筒エンジンを搭載し、最高速度125kmを誇った日本初のスポーツセダンは「プリンス スカイライン」でした。
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現行モデルは13代目となる「V37」型で、2014年のデビューでした。すでに発売後10年が経過し、そろそろ次期新型のうわさも飛び交う頃となりましたが、「スカイライン(V37型)」は熟成に熟成を重ねた改良モデルを出してきました。
その中でも、とりわけ注目を集め、SNSでも大反響を呼んだのは「スカイライン NISMO LIMITED(リミテッド)」でした。
スカイライン NISMOリミテッドは、2023年8月8日に発表された特別仕様限定車で、同時に「スカイライン NISMO」も発表されました。
スカイライン NISMOは1000台限定、NISMOリミテッドは100台限定での販売となり、いずれも早期に完売しています。現在の中古車市場では数少ない流通数となっている上、プレミア価格が付けられている個体もあるほど高い人気を誇っています。
■スカイライン NISMOリミテッドの驚愕の変更点
スカイライン NISMOは、GT500レースに携わったエンジニアが、同じ開発設備を使用してチューニングを施し、従来モデルの“400R”の最高出力405PSから420PSへ、最大トルクは475N・mから550N・mへと向上させています。
また、専用チューニングのエンジンに合わせて駆動系も調整、ドライビングモードの設定を変更して「STANDARD」モードでの日常域での力強さと加速の伸びを実現、「SPORT」と「SPORT+」では専用のAT変速スケジュールを施し、高回転を維持したレスポンスのいい走りを実現しています。
足回りも強化され、リアタイヤ幅を20mm拡大し専用開発の高性能タイヤ、ダンロップ「SPスポーツマックス GT600」と、リム幅を拡大しつつも高い剛性と軽量化を両立した専用のエンケイ製19インチアルミホイールを履かせています。
また、高性能タイヤに合わせてサスペンションとスタビライザーをチューニング、ブレーキパッドの素材の見直しに合わせたABS制御の変更を行い、制動距離の短縮も実現しています。さらに、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)も専用チューニングを加えて、限界走行時のスタビリティを向上させています。
ボディ剛性は、前後ウインドシールドガラスの接着剤を「GT-R NISMO」にも採用されている高剛性接着剤を用いて、車両重量増加を回避して向上させています。
エクステリアにも専用の装備、加飾を行い、前後のバンパーとサイドシルカバーを専用設計し、レッドのアクセントを加え、専用のフォグランプとエンブレムを加えています。
また、フロントの造形を往年のスカイラインをオマージュした顔つきに変更、さらに空力も手を加え、空気抵抗を減らしながらダウンフォースを増加させ、ラジエーターやオイルクーラーへの空気流入も最適化しています。
インテリアは、400Rをベースに全体をブラック基調にし、専用本革巻ステアリングホイール、280km/hスケールのスピードメーター、NISMOロゴを入れたレッドリングのタコメーターでさらにスポーティな演出を高めています。
シートも専用にチューニングされたレカロシートを装備、スエード調表皮の貼り付け位置に拘って、激しいコーナリング時でもシートの中心部に体圧を残してホールド性を高めるといった工夫が施されています。
ボディーカラーには、GT-R NISMOに採用した「NISMOステルスグレー」もカラーバリエーションに加えています。
NISMOリミテッドは、S54A-1型「スカイラインGT」誕生60周年を記念したモデルということで、横浜工場の匠ラインで、GT-Rと同じ高精度な手組みエンジンを搭載しています。
加えて、日産初採用となるマットガンメタリック塗装のホイールをNISMOだけに装備して差別化し、エンジン組み立て担当者を記した匠ラベル、100台限定を刻印した専用シリアルナンバープレート、専用エンブレムも装着されました。
車両価格は、100台限定のNISMOが788万400円~847万円、NISMOリミテッドが947万9800円で設定され、これについてSNSでは「35GT-Rの初期価格だった777万円をはるかに超えてる…」といった声や「少量限定販売とはいえヤバいスカイラインだ」といったコメントが見られ、価格設定への驚きとともに人気の高さを物語っていました。
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過去のコンセプトカー記事といい、カビまみれのネタを登場時期をほとんど隠して「ニュース」と称するメディアの記事にするメディア・ヴァーグ社自体が既に腐りきっていますね。