現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ガルウイングが超斬新な日産「SUV」存在!? 近未来の「エクストレイル」? 謎のコンセプトカー「ザルート」とは

ここから本文です

ガルウイングが超斬新な日産「SUV」存在!? 近未来の「エクストレイル」? 謎のコンセプトカー「ザルート」とは

掲載 4
ガルウイングが超斬新な日産「SUV」存在!? 近未来の「エクストレイル」? 謎のコンセプトカー「ザルート」とは

■「エクストレイル」みたいな箱型SUVにガルウイング装着!?

 コロナ禍の影響で中止や延期していた世界各地のモーターショーが順次開催されており、国内でも2019年を最後に開催を見合わせていた「東京モーターショー」が、名称を「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)」とし、2023年10月に再びおこなわれることになりました。
 
 そこで、過去のモーターショーに出展したモデルを振り返り、今回は2005年のジュネーブモーターショー(スイス)で世界初公開された日産のコンセプトカー「ザルート(ZAROOT)」を紹介します。

【画像】ガルウイングのSUVってマジ!? 斬新すぎる日産「ザルート」内外装の画像を見る

 ザルートは、日産が考える将来のスポーティSUVの概念を具現化したコンセプトカーとして登場。本格的なオフロード性能という伝統的なSUVの価値観に、近未来的でスポーティなスタイリングを組み合わせました。

 車名のザルート(ZAROOT)とは、「道(The Route)」と「ルーツ(The Root)」の造語で、探検や自分の道を築くSUVのオリジナルイメージを表現したといいます。

 外観は伝統的なSUVのデザインテイストを感じさせながらも、スクエアな塊感のある力強いデザインを採用。ガルウイングタイプのドアを装着することで、従来のSUVとは違う印象を演出しました。

 ザルート最大の特徴となるこのガルウイングドアは個性的な五角形の形状としており、Bピラーは存在しません。大きなガルウイングが上にガバっと開き、ドアの下部がボディ下に移動することで、前後席ともにスムーズに乗り降りすることが可能です。

 フロントとリアのスタイリングは近未来的な印象です。切り落とされたノーズ形状によりフロントオーバーハングの最小化を実現しているほか、グリルは当時の日産車でお馴染みの「アングルドストラットタイプ」を採用しました。

 また、フロント・リア・サイドにはスキッドプレートのようパーツが装着されるほか、大きく盛り上がったフェンダーを採用することで、タフギア感を演出しています。

 内装は水平基調でシンプルなインパネとしながら、ダッシュボードやメーター、シートにオレンジ色が取り入れられており、明るくポップなインテリアが広がります。

 さらに、後席を前に倒すと広大なフルフラットのラゲッジスペースが出現。アウトドアで使用するギアをたっぷり積むことも可能なほか、昨今ブームとなっている「車中泊」にも適したラゲッジスペースを実現していました。

※ ※ ※

 コンセプトカーとして登場したザルートですが、2000年に初代がデビューした「エクストレイル」にソックリなデザインです。

 スクエアで踏ん張り感のあるボディ形状はエクストレイル譲りといえ、さらにザルートがルーフに装着するライトを組み込んだルーフレールは、2007年に発売された2代目エクストレイルに採用された「ハイパールーフレール」の原型といえるものです。

 さすがに市販モデルにガルウイングのドアは採用されていませんが、ザルートは2代目エクストレイルを視野に入れたコンセプトカーだったのかもしれません。

こんな記事も読まれています

電動化の[新型ロードスター]でもこだわりたい”人馬一体”感!! でもやっぱり内燃機関でしょ!!!!
電動化の[新型ロードスター]でもこだわりたい”人馬一体”感!! でもやっぱり内燃機関でしょ!!!!
ベストカーWeb
スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦SUGOは小出峻がポール・トゥ・ウインで今季2勝目
スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦SUGOは小出峻がポール・トゥ・ウインで今季2勝目
AUTOSPORT web
宮田莉朋、2番手チェッカーもペナルティで後退。マルタンスが今季初優勝/FIA F2第6戦レース1
宮田莉朋、2番手チェッカーもペナルティで後退。マルタンスが今季初優勝/FIA F2第6戦レース1
AUTOSPORT web
角田裕毅、F1スペインGPは為す術なく19位がやっと「うまくいかなかった理由を理解すべく、全てを分析しなきゃいけない」
角田裕毅、F1スペインGPは為す術なく19位がやっと「うまくいかなかった理由を理解すべく、全てを分析しなきゃいけない」
motorsport.com 日本版
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
ベストカーWeb
ル・マンでサーキットの救急車に乗ることに! お土産は「カルフール」のレース関連グッズ、特にエコバッグがオススメです【みどり独乙通信】
ル・マンでサーキットの救急車に乗ることに! お土産は「カルフール」のレース関連グッズ、特にエコバッグがオススメです【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
“尋常じゃない上げ幅”のTEAM MUGENにどう対抗? セカンドロウの坪井翔&牧野任祐が得た手応え/第3戦SUGO
“尋常じゃない上げ幅”のTEAM MUGENにどう対抗? セカンドロウの坪井翔&牧野任祐が得た手応え/第3戦SUGO
AUTOSPORT web
フロントロウ独占の裏に“共闘”アリ。TEAM MUGEN陣営が振り返るそれぞれのアジャスト/第3戦予選
フロントロウ独占の裏に“共闘”アリ。TEAM MUGEN陣営が振り返るそれぞれのアジャスト/第3戦予選
AUTOSPORT web
F1 Topic:マクラーレンのモーターホームで火災発生。搬送者が出るなか、代表が被害状況把握に務める
F1 Topic:マクラーレンのモーターホームで火災発生。搬送者が出るなか、代表が被害状況把握に務める
AUTOSPORT web
フィアット600 詳細データテスト 500より増した実用性と快適性 フィアットらしい元気さは不在
フィアット600 詳細データテスト 500より増した実用性と快適性 フィアットらしい元気さは不在
AUTOCAR JAPAN
F1スペインGP決勝速報|フェルスタッペンがノリスとの接戦制す。RB角田裕毅は19位と苦戦
F1スペインGP決勝速報|フェルスタッペンがノリスとの接戦制す。RB角田裕毅は19位と苦戦
motorsport.com 日本版
フェルスタッペン、猛追ノリスを退け掴んだ今季7勝目に喜び爆発。角田裕毅は終始苦戦19位|F1スペインGP決勝
フェルスタッペン、猛追ノリスを退け掴んだ今季7勝目に喜び爆発。角田裕毅は終始苦戦19位|F1スペインGP決勝
motorsport.com 日本版
今見ても美しい!! 5ドアクーペルックのBMW3シリーズ320iグランツーリスモ試乗プレイバック
今見ても美しい!! 5ドアクーペルックのBMW3シリーズ320iグランツーリスモ試乗プレイバック
ベストカーWeb
豪華装備のダイハツ「アトレー」は街乗りもアウトドアも両立! ケイワークスならではのハイエンドマルチ軽キャンパーとは
豪華装備のダイハツ「アトレー」は街乗りもアウトドアも両立! ケイワークスならではのハイエンドマルチ軽キャンパーとは
Auto Messe Web
「1つ以外は」最新ミニに求めるすべて! 1.5L 3気筒の新型クーパー Cへ試乗 活発な子犬のよう
「1つ以外は」最新ミニに求めるすべて! 1.5L 3気筒の新型クーパー Cへ試乗 活発な子犬のよう
AUTOCAR JAPAN
ベントレー「ベンテイガ」に世界5地域からインスピレーションを得た限定シリーズが登場! マリナーが仕立てた極上旅を表現した5台とは
ベントレー「ベンテイガ」に世界5地域からインスピレーションを得た限定シリーズが登場! マリナーが仕立てた極上旅を表現した5台とは
Auto Messe Web
アクシデントで途中終了に終わったSF第3戦。優勝の野尻智紀が安全対策に警鐘鳴らす「起こるべくして起きた印象。準備が足らなかったのでは」
アクシデントで途中終了に終わったSF第3戦。優勝の野尻智紀が安全対策に警鐘鳴らす「起こるべくして起きた印象。準備が足らなかったのでは」
motorsport.com 日本版
【正式結果】2024スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 予選
【正式結果】2024スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 予選
AUTOSPORT web

みんなのコメント

4件
  • ジャパンモビリティショーって名前に馴染みが無さすぎて行くの忘れそう。
  • これがパスファインダーになったんじゃない、このころルーフのアーチは、ウイングロードも使ってたデザインだな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

360.1533.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.8999.0万円

中古車を検索
エクストレイルの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

360.1533.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.8999.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村