現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レクサス LX【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

ここから本文です

レクサス LX【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

掲載 6
レクサス LX【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

レクサス LX(LEXUS LX)
現行モデル発表日:2022年1月12日
車両価格:1250万円~1800万円

名実ともに国産最高級のSUV。どんな道も完璧に走れ、車内は常に極上の快適性
新型LXは、新プラットフォームを採用。エンジンは先代の5.7L V8自然吸気から3.5L V6ツインターボへと小排気量化されたが、先代比で最高出力は+38psの415ps、最大トルクは+116Nmの650Nmと、いずれも向上している。一方で、歴代トヨタ ランドクルーザーとレクサスLXでは黄金率とされている2850mmのホイールベースは守られている。

レクサスが新型LXを発売。1800万円の4人乗り超豪華仕様「LX600 エグゼクティブ」もラインナップ

また、路面の状況に合わせて車高を自動でコントロールするAHC(アクティブハイトコントロール)を採用したほか、2座が独立した後席を備えるショーファー仕様のグレード「エグゼクティブ(EXECUTIVE)」を設定した点も新しい。

LXが視線を釘付けにして離さないのは、迫力満点な新しいスピンドルグリルだ。このグリルには7組のフローティングバーが立体形状をつくり、フレームレスの新しいデザインとなっている。さらにヘッドランプには、L字型デイタイムランニングランプ付きクリアランスランプを採用する。またリアは、これまでの「L」のロゴから「LEXUS」の文字が配置される。これはNXから採用されたレクサスの新しいアイコンである。

ボディサイズは、全長5m超、全幅は2m近い1990mm、最小回転半径も6.0mという大きさで取り回しに気を遣うが、微速域でもペダルの踏み込み量に対して動きが自然なので、扱い難くはない。それは装備される電子デバイスや各種センサー、カメラがクルマ周辺すべてを監視、駐車時や走行時などの運転状況に応じて全面的に支援してくれるからで、とても頼もしい。

外寸は従来よりも拡大されたが、前述のようにホイールベースは初代から継承し続ける2850mmを維持。さらに新GA-Fプラットフォームを採用した。ボンネット、ルーフ、全ドアパネルをアルミニウム化、エンジンも5.7Lから3.5Lへとダウンサイジングするなどで車両重量は、従来から約200kgの軽量化を実現した。

LXは、オン/オフともに高いレベルの走行性能を持っているが、高速走行時の操縦安定性もレクサスのフラッグシップSUVにふさわしいものだった。新東名高速でACCを使い120km/h巡航したが、そんな速度域であっても安定感は素晴らしい。

クルージング時の静粛性は文句なしだ。これは5.76mmという厚さ(レクサス最厚)のフロントドアガラスやウインドシールドガラスの採用も貢献している。ワインディング路に入り、ドライブモードで「スポーツ」を選び、右足に力を込めると、刺激的なエンジンサウンドが聞こえてくる。実はこれ、オーディオ用スピーカーを使用したエンジンサウンドエンハンスメントによる演出なのだ。この音が耳に届くと自然と気持ちも高揚してくる。また走りにはとても力強さがあり、エンジンのダウンサイズによる不安は杞憂だった。

4座仕様エグゼクティブの後席にも座ったが、ここは実に快適な場所だ。シートは最大度までリクライニング、オットマンやマッサージ機能も装備される。普段なら真っ先にハンドルを握り運転する私も、エグゼクティブなら喜んで後席に座ってしまうだろう。

レクサス LX 主要諸元
●全長:5100mm
●全幅:1990mm
●全高:1895mm
●ホイールベース:2850mm
●車両重量:2550~2600kg
●エンジン:3.5L V6ツインターボ
●駆動方式:4WD
●トランスミッション:10速AT
●WLTCモード燃費:8.0~8.1km/L
●乗車定員:4/5/7名

[ アルバム : レクサス LX はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

 アリストって完ぺきじゃね!? FFのスペース効率とFRの運動効率を備えた究極のクルマ説をガチ検証
 アリストって完ぺきじゃね!? FFのスペース効率とFRの運動効率を備えた究極のクルマ説をガチ検証
ベストカーWeb
電動化の[新型ロードスター]でもこだわりたい”人馬一体”感!! でもやっぱり内燃機関でしょ!!!!
電動化の[新型ロードスター]でもこだわりたい”人馬一体”感!! でもやっぱり内燃機関でしょ!!!!
ベストカーWeb
スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦SUGOは小出峻がポール・トゥ・ウインで今季2勝目
スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦SUGOは小出峻がポール・トゥ・ウインで今季2勝目
AUTOSPORT web
宮田莉朋、2番手チェッカーもペナルティで後退。マルタンスが今季初優勝/FIA F2第6戦レース1
宮田莉朋、2番手チェッカーもペナルティで後退。マルタンスが今季初優勝/FIA F2第6戦レース1
AUTOSPORT web
角田裕毅、F1スペインGPは為す術なく19位がやっと「うまくいかなかった理由を理解すべく、全てを分析しなきゃいけない」
角田裕毅、F1スペインGPは為す術なく19位がやっと「うまくいかなかった理由を理解すべく、全てを分析しなきゃいけない」
motorsport.com 日本版
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
ベストカーWeb
ル・マンでサーキットの救急車に乗ることに! お土産は「カルフール」のレース関連グッズ、特にエコバッグがオススメです【みどり独乙通信】
ル・マンでサーキットの救急車に乗ることに! お土産は「カルフール」のレース関連グッズ、特にエコバッグがオススメです【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
“尋常じゃない上げ幅”のTEAM MUGENにどう対抗? セカンドロウの坪井翔&牧野任祐が得た手応え/第3戦SUGO
“尋常じゃない上げ幅”のTEAM MUGENにどう対抗? セカンドロウの坪井翔&牧野任祐が得た手応え/第3戦SUGO
AUTOSPORT web
フロントロウ独占の裏に“共闘”アリ。TEAM MUGEN陣営が振り返るそれぞれのアジャスト/第3戦予選
フロントロウ独占の裏に“共闘”アリ。TEAM MUGEN陣営が振り返るそれぞれのアジャスト/第3戦予選
AUTOSPORT web
F1 Topic:マクラーレンのモーターホームで火災発生。搬送者が出るなか、代表が被害状況把握に務める
F1 Topic:マクラーレンのモーターホームで火災発生。搬送者が出るなか、代表が被害状況把握に務める
AUTOSPORT web
フィアット600 詳細データテスト 500より増した実用性と快適性 フィアットらしい元気さは不在
フィアット600 詳細データテスト 500より増した実用性と快適性 フィアットらしい元気さは不在
AUTOCAR JAPAN
F1スペインGP決勝速報|フェルスタッペンがノリスとの接戦制す。RB角田裕毅は19位と苦戦
F1スペインGP決勝速報|フェルスタッペンがノリスとの接戦制す。RB角田裕毅は19位と苦戦
motorsport.com 日本版
フェルスタッペン、猛追ノリスを退け掴んだ今季7勝目に喜び爆発。角田裕毅は終始苦戦19位|F1スペインGP決勝
フェルスタッペン、猛追ノリスを退け掴んだ今季7勝目に喜び爆発。角田裕毅は終始苦戦19位|F1スペインGP決勝
motorsport.com 日本版
今見ても美しい!! 5ドアクーペルックのBMW3シリーズ320iグランツーリスモ試乗プレイバック
今見ても美しい!! 5ドアクーペルックのBMW3シリーズ320iグランツーリスモ試乗プレイバック
ベストカーWeb
豪華装備のダイハツ「アトレー」は街乗りもアウトドアも両立! ケイワークスならではのハイエンドマルチ軽キャンパーとは
豪華装備のダイハツ「アトレー」は街乗りもアウトドアも両立! ケイワークスならではのハイエンドマルチ軽キャンパーとは
Auto Messe Web
「1つ以外は」最新ミニに求めるすべて! 1.5L 3気筒の新型クーパー Cへ試乗 活発な子犬のよう
「1つ以外は」最新ミニに求めるすべて! 1.5L 3気筒の新型クーパー Cへ試乗 活発な子犬のよう
AUTOCAR JAPAN
ベントレー「ベンテイガ」に世界5地域からインスピレーションを得た限定シリーズが登場! マリナーが仕立てた極上旅を表現した5台とは
ベントレー「ベンテイガ」に世界5地域からインスピレーションを得た限定シリーズが登場! マリナーが仕立てた極上旅を表現した5台とは
Auto Messe Web
アクシデントで途中終了に終わったSF第3戦。優勝の野尻智紀が安全対策に警鐘鳴らす「起こるべくして起きた印象。準備が足らなかったのでは」
アクシデントで途中終了に終わったSF第3戦。優勝の野尻智紀が安全対策に警鐘鳴らす「起こるべくして起きた印象。準備が足らなかったのでは」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

6件
  • 誰でも気軽に盗めるクルマ、レクサス!

    貧乏なあなたにレクサスをどうぞ♪
  • 中古が1000万高いよ・・・
    恐ろしいな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1250.01800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

533.82169.0万円

中古車を検索
LXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1250.01800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

533.82169.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村