全22戦で行なわれる2021年シーズンのF1、その第21戦は、初開催のサウジアラビアGP。新設されたジェッダのストリートサーキットがその舞台だ。
サーキットの建設・準備に関しては急ピッチで進められたため、開催にこぎつけられるのか心配する声も挙がったが、なんとか12月3日に走行初日を迎える運びとなった。このコースは全長6kmを超える細長いレイアウトで、ストリートサーキットながら全開区間が非常に多いことが特徴。平均速度は250km/hに達すると予想されている。コース幅も狭く、デンジャラスな香りが漂う……そんなサーキットとなっている。
■残り2戦、有利なのはメルセデス? ブランドル「ハミルトンのギヤはオーバードライブに入っている」
未知の部分が多いサウジアラビアGPだが、タイトル争いは非常に重要な局面を迎えている。ドライバーズチャンピオン争いでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がルイス・ハミルトン(メルセデス)をわずか8点リードという状況。フェルスタッペンとしては、今回のレースでこのリードを26点以上に広げることができれば、最終戦を待たずしてタイトル獲得を決めることができるが、ハミルトンはサンパウロ、カタールと連勝中で勢いに乗っている。またハミルトンはサンパウロで投入したフレッシュなエンジンでサウジアラビアを戦うことができるが、パワーが物を言うであろう今回のレースにおいて、それは大いにアドバンテージになるだろう。
またメルセデスとレッドブルのコンストラクターズ選手権争いも、レッドブルがメルセデスを5点差で追いかける大接戦。メルセデスが前人未到の8連覇か、レッドブルがその牙城を崩すか……これにはハミルトン、フェルスタッペンの両エースだけでなく、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)という“セカンドドライバー”の働きも重要となるだろう。
ここまで熾烈な争いが繰り広げられてきたフェラーリとマクラーレンのコンストラクターズ3位争い、アルピーヌとアルファタウリのコンストラクターズ5位争いに関しては、それぞれフェラーリとアルピーヌが点差を離しつつあり、落ち着きを見せている。とはいえ、アルファタウリの角田裕毅にとっては、初開催のサウジアラビアで結果を残し、アメリカGP以来のポイントを持ち帰りたいところだろう。彼はプレスリリースのレースプレビューの中で「マシンを信頼できるということがとても重要な要素になる」と語っている。
スポーツチャンネルDAZNでは、サウジアラビアGPも全セッションライブ配信の予定。配信スケジュールは以下の通りだ。
■12月3日(金)
19:45 F2フリー走行(英語実況)
22:30 F1フリー走行1回目 実況:笹川裕昭/解説:小倉茂徳
24:20 F2予選(英語実況)
26:00 F1フリー走行2回目 解説:柴田久仁夫、田中健一
■12月4日(土)
21:30 F2レース1 実況:笹川裕昭/解説:小倉茂徳
23:00 F1フリー走行3回目 実況:サッシャ/解説:柴田久仁夫
26:00 F1予選 実況:サッシャ/解説:中野信治
27:40 F2レース2(英語実況)
■12月5日(日)
23:25 F2レース3 実況:市川勝也/解説:小倉茂徳
25:50 F1決勝 実況:サッシャ/解説:中野信治
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?