日産が誇る整備士養成学校の日産自動車大学校。全国に5校あるがそのなかでも京都校のオートサロン出展車両がえげつないというウワサ。ベストカーが見守ってきた「フェアレディZ SUV」をオートサロン前日にチラ見せ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:編集部、日産自動車大学校
もうプロレベルだわ!! 日産自動車大学校の「フェアレディX」が凄すぎるのよ
■ベースは先輩作成の「旧出展車」?
チラッとだけ見せてしまおう!! これがフェアレディZ SUVだ!!!
日産自動車大学校は全国に5校ある日産系列の整備士養成のための専門学校だ。最近ではスーパーGTでのKONDOレーシングとのコラボレーションでも有名かもしれない。
そのなかでもカスタマイズに力を入れているのが京都校。実はベストカーは2022年7月から彼らが東京オートサロンに出展するコンセプトカーの取材を進めていた。
そのうちの1台がすでにフライングお披露目されているフェアレディZ SUVである「フェアレディX」。実はベースは以前に卒業生が制作した「シーマSUV」。実はここにも学生たちの悩みが隠れている。
もう一台のコンセプトカーを前に日産のプロデザイナー森田氏にレクチャーを受ける。「僕からデザインの答えを引き出そうとしてもそれには意味がない」という回答に学生はハッとした
■かっちりした予算管理と求められる独創性
2022年7月には学生による車両制作のプレゼンもおこなわれた
このフェアレディXのコンセプトを説明するプレゼンテーションに編集部は参加した。
「予算には限りがあります。いかに低コストでしっかりと見栄えのするかっこいいクルマを作るかが鍵です」とサラリーマン顔負けの言葉が学生から飛び出した。
そう、オートサロンに出展するとはいってもあくまで授業のなかでの制作物であり、そしてそれを販売するというわけではない。大手企業の会社員が無尽蔵に予算を使えるわけでもないのと同じで、しっかりとしたコスト管理タスクがある。
右にあるのがシーマSUVからZ SUVへと変貌を遂げる途中の個体。ウーン、ここからよくしあげたなぁ
そんななか、彼らは先輩が作ったコンセプトカーをベースにフェアレディZのSUVを制作するという予算圧縮案を考え付いた。限られた予算、そしてベース車両からいかに独創性を生み出すかが学生の仕事だ。
さらには藤壺技研工業など名だたる名門企業に部品の提供を依頼したり、日産純正部品を手配したり、その折衝は教員と学生の絆がモノを言うところ。実物は東京オートサロンでミッチリ取材して紹介したいが、やはり教員と学生の成長というのが学校が制作する車両の成果物のひとつだ。
プロのカスタマイズメーカーやショップの祭典と思われがちな東京オートサロンだが、ぜひ日産自動車大学校のブースにも足を運んでみてはいかがだろうか。京都校はもう1台出展するほかに、愛知校も「先生リスペクト」の車両を出展するので、若きアイデアをぜひ目の当たりにしてほしい。
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みんなのコメント
もちろん、実際に量産するとなれば、空力や剛性、生産ライン諸々検討すべき課題が多々あるとは思いますが、車種の少ない日産としては是非検討してもらいたいです。
そしてできればe-power一辺倒ではなく、MTを設定してもらいたい。
出たらほぼ確実に買います