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【平成のクルマを支えた新技術(6)】踏み間違い防止アシスト/SKYACTIV TECHNOLOGY/スポーツハイブリッドi-MMD

掲載 更新 6
【平成のクルマを支えた新技術(6)】踏み間違い防止アシスト/SKYACTIV TECHNOLOGY/スポーツハイブリッドi-MMD

令和も2年を迎えて、すでに平成も遠くなった感があるが、平成時代は自動車メーカーがその時々の技術の粋を集めて、走行性能、安全性能を高めた時代といえる。ここではそんな平成のテクノロジーを7回にわたって見ていこう(タイトル画像は踏み間違い防止アシストを搭載したエルグランド)。

平成24年(2012年)
踏み間違い防止アシスト ●搭載車種:日産エルグランド

ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故の軽減を目的とした世界初の技術が踏み間違い防止アシストだ。。アラウンドビューモニターの4台のカメラと超音波ソナーを使い、駐車操作の低速走行時に運転者がブレーキと間違えてアクセルを踏み込んでしまった場合などに、クルマが誤操作を検知して壁などに衝突する事故のリスクを軽減することができる。駐車枠検知機能付きで、駐車場の白線を検知し、間違えてアクセルペダルを踏んでしまっても自動的に加速を抑制する。ドライバーの高齢化にともないブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が社会問題化する中で登場した。

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平成23年(2011年)
SKYACTIV TECHNOLOGY ●搭載車種:マツダCX-5

2010年、マツダは「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」の高次元での両立をイメージした次世代技術の総称を「SKYACTIV」と呼称し、11年よりデミオにSKYACTIV-Gエンジンを初搭載するなどの展開を見せた。12年になると「SKYACTIV TECHNOLOGY」をフルに採用した車種としてCX-5を発売した。以後、SKYACTIVの名のもとパワートレーン、シャシー、ボディなどを統合的に作り上げることで車両性能の向上を図った。具体的にこういう技術がSKYACTIV TECHNOLOGYというものではなく、設計思想や概念といえるが、以後、全車種のイメージを統合することに成功、新しくなったマツダを表す戦略として成功した。

平成25年(2013年)
スポーツハイブリッドi-MMD ●搭載車種:アコードハイブリッド

スポーツハイブリッドi-MMDは、エンジンと走行用モーター、発電用モーターの2モーターを内蔵した電気CVTからなり、ここにはエンジン直結クラッチも設けられている。バッテリーはリチウムイオンだ。EVドライブモードのときはエンジン直結クラッチを切り、走行用モーターで駆動、減速時はエネルギーを回生する。ハイブリッドドライブモードでは、エンジンで発電しモーターを駆動するシリーズ方式となる。エンジンドライブモードではクラッチをつなぎ、エンジンと駆動軸を直結して高速クルーズに最適なギアレシオとエンジン回転域で走行する。エンジンとモーターの効率のいいとこ取りで効率を高めたのがポイントだ。

[ アルバム : 平成のクルマを支えたテクノロジー(6) はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

6件
  • トヨタやホンダはハイブリッド
    マツダはスカイアクティブ戦略をやってる間、
    日産は青いピュアドライブエンブレムを
    いろんなクルマにペタペタと貼って
    なんとなくエコカーに乗ってる気がする
    アピールというだらしなさ。

    だってそんなエンブレムはOEM元となってる
    スズキや三菱のクルマにはそんなアピールは
    してないもの。そんなの貼ってもプリウスや
    アクアになれねーよw
  • スカイアクティブが901運動の二の舞にならないことを願います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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