モノコック構造とV型4気筒のラムダ
100年前のランチアは、現代の革新的なモデルとは比べ物にならないインパクトを持っていた。1922年のパリ・モーターショーで発表されたラムダは、それまでの自動車に対する概念を書き改めたといってもいい。
【画像】V型4気筒にモノコックボディ ランチア・ラムダ 同時代のクラシックと写真で比較 全120枚
エンジンとサスペンション、数名の乗員、走行時の負荷を一手に受け止めたモノコック構造は、セパレートシャシー構造が一般的だった時代の革命児だった。世界初の、独立懸架式となるフロント・サスペンションも同様だろう。
前後のアクスルにはブレーキも組まれていた。エンジンは高性能なオーバーヘッドカムのV型4気筒。
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迷わずラムダを選ぶ。一生分のタイヤをそえて…
小林彰太郎