■コンパクトカーならではのカッコかわいいモデル
クルマのデザインで重要なポイントはフロントフェイス=顔です。フロントフェイスの印象で、販売が左右されることがあります。
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とくにコンパクトカーは女性ユーザーが多いことから、各メーカーともデザインが凝っているようで、かわいいものから精悍なものまで、さまざまです。
そこで、カッコかわいいコンパクトカーを3車種ピックアップして紹介します。
●スズキ「イグニス」
スズキのコンパクトカー「イグニス」は、同社のトールワゴン「ソリオ」のシャシをベースに開発された世界戦略車です。
デザインは360cc時代の軽スペシャリティカー、「フロンテクーペ」をオマージュした個性的なフォルムが特徴で、とくにフロントフェイスはヤンチャなイメージで、ちょっと怒り気味な顔つきとなっています。
エンジンはこのクラスでは数少ない1.2リッター直列4気筒で、最高出力91馬力を発揮し、トランスミッションはCVTを搭載。エンジンには3.1馬力のモーターが組み合わされており、全グレードがマイルドハイブリッドです。
また、スズキの軽量化技術が惜しみなく投入されたボディは、わずか850kg(2WD車)しかなく、28.8km/L(HYBRID MG 2WD車)というクラストップの低燃費に寄与しています。
価格(消費税込、以下同様)は140万8000円からで全グレードに4WDが用意され、先進安全装備の「デュアルカメラブレーキサポート」やカーテンエアバッグなどを装備する「セーフティパッケージ装着車」でも150万7000円からです。
●ルノー「トゥインゴGT」
ルノーのコンパクトカー「トゥインゴ」は、スポーティな「トゥインゴGT」をラインナップしています。
ボディサイズは全長3630mm×全幅1660mm×全高1545mmと、軽自動車よりひと回り大きいくらいのコンパクトさで、車重は1010kgから1040kgと軽量です。
外観ではトゥインゴGT専用のサイドストライプやホイール、そしてデュアルエキゾーストパイプが装備され、ベースモデルとの違いをアピールしています。
搭載するエンジンは標準モデルに採用されている92馬力の0.9リッター直列3気筒ターボエンジンを、ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール」がチューンして、最高出力109馬力にまで高められています。
そのエンジンは車体後部に搭載されて後輪を駆動するRRを採用。このRRによって後輪に強力なトラクションがかかることにより、コンパクトさを活かした刺激的な走りが楽しめます。
また、RRは前輪の切れ角が大きく取れるメリットがあり、最小回転半径は4.3mと取り回しの良さも定評があります。
トランスミッションには5速MTと6速DCTが用意され、価格はMTが233万2000円、DCTが243万4000円です。
■フォルクスワーゲン史上、最小のクルマとは!?
●フォルクスワーゲン「up!」
かつてフォルクスワーゲンのベーシックカーは「ゴルフ」でしたが、ゴルフの車格が上がると「ポロ」となり、次に「ルポ」へ移行し、ルポの生産が終了すると、後継車として「up!」が発売されました。
up! は欧州でAセグメントに属し、日本でいえば軽自動車のような存在で3ドアと5ドアがあり、乗車定員は4名と、やはり軽自動車をイメージさせます。
デザインはゴルフやポロのイメージを引き継いでおり、小さいながらもカタマリ感のあるフォルムです。
内装のデザインも工夫されていて、輸入車ならではの造形と色使いで、チープではありますが安っぽさを感じさせません。
国産車では考えられませんが、4ドアでもリアの窓が下がらない(換気のみ可)など割り切った設計がなされており、輸入車ならではの個性といっていいでしょう。
エンジンは1リッター3気筒自然吸気で最高出力は75馬力と控えめですが、全グレードが1トンを切る重量なので、十分な出力です。なお、トランスミッションは5速AMTのみとなっています。
価格は3ドアが165万2000円から、5ドアが185万2000円からで、高性能版の「up! GTI」や定期的に限定販売されるSUVテイストの「クロス up!」もあります。
※ ※ ※
国内市場では、軽自動車の販売が好調ですが、コンパクトカー(登録車)も負けじと売れています。価格も軽自動車が高騰してきたので、むしろコンパクトカーの方が安い場合があります。
都市部を除くと軽自動車は車庫登録が必要ないことや、自動車税が登録車よりも安いというメリットもありますが、燃費の良さなどを考えると、ランニングコストはコンパクトカーに分があるかもしれません。
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