全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFライツ)を運営するSFLアソシエーションは6月27日、近い将来の導入を目指している新型エンジンの国内における走行テストを、7月1日~2日の鈴鹿大会より開始することを発表した。
SFライツは前身の全日本F3時代よりエンジンがマルチメイクとなっており、今季もTOM'S TAZ31エンジン、SPIESS A41エンジン、ThreeBond TOMEI TB14F3エンジンが使用されている。
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ただSFLアソシエーションは現行エンジンに代わるサスティナブルでローコストなワンメイクエンジンの導入を目指しており、かねてより開発していた新型エンジンを、専用にモディファイした車両に搭載。6月20日~21日にイタリアでシェイクダウンが実施されたが、これがそのまま日本に輸送され、国内での実走テストが始まっていくという。
新型エンジン『TGE33』は、トヨタGRヤリスに搭載されている1.6L直列3気筒ターボエンジン『G16E-GTS』をベースにトムスが開発を担当。現行エンジンを上回る280馬力を発揮する予定だという。
B-MAX RACING TEAMのドライバーであり、イタリアでのシェイクダウンを担当した木村偉織は次のようにコメントしている。
「まずは、大きなトラブルもなく無事に初走行を終えられたこと、ダラーラとトムスの方々に感謝いたします。現行のNAからターボになるということで、レスポンスの面など不安でしたが、終始違和感なく2日間ドライブできました」
「現行エンジンよりもパワーがあるので、今のSFLマシンの優れた空力をさらに限界まで引き出せるというか、空力とパワーのバランスが今以上に取れているという印象です」
「まだまだこれから熟成が進められると思いますが、マシンの動きが大きく損なわれるようなこともなく、今後が楽しみなパッケージになっていると思います」
新エンジン搭載の車両は、今後各大会の専有走行等でマイレージを重ねる予定。そしてこのワンメイクエンジンの近い将来のシリーズ導入を目指していくという。
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