新しいエンジンを装備した「シボレー コルベット Z06」発売

ゼネラルモーターズ・ジャパンが、「シボレー コルベット Z06（ズィー・オー・シックス）」とコンバーチブル・モデル「シボレー コルベット Z06 コンバーチブル」改良モデルを発表した。

「シボレー コルベット Z06」は、レースカー「シボレー コルベットC7.R」と同時に開発された第7世代「シボレー コルベット」がベース。新たに開発されたスーパーチャージャーや直噴技術、アクティブ・フューエル・マネジメント（気筒休止）、可変バルブタイミングシステムなどの最先端テクノロジーを採用した第5世代の6.2L V8エンジンを搭載して、最高出力は485kW（659PS）、最大トルクは881N・m（89.8kg・m）を発揮する。

また、GMが開発したハイドラ・マチック8L90型パドルシフト付き8速オートマチック・トランスミッションを採用する。インテリアでは、スウェーデッドマイクロファイバーラップドフラットボトムステアリングや、クローム製のスタート／ストップボタンを標準装備。MyLinkにおいては、モジュールがアップグレード。新たに標準装備となったフロントカーブビューパーキングカメラの映像がMyLink画面上に3分割で表示されるようになった。さらに、シボレーで初めてApple CarPlayに対応。Apple CarPlay使用時は、Siri音声コマンドによる安全な操作が可能となる。

サーキイット走行のためのオプションパッケージとして「Z07パフォーマンス・パッケージ」を用意。ブレンボ製のカーボンセラミックブレーキとミシュランパイロットスポーツCup2タイヤが選択できるほか、エアロダイナミクス装備として、ヴィジブルカーボンファイバー製グランドエフェクト（専用フロントスプリッター／コーナー、専用調整式クリアリアスポイラー（ヴィッカービル））がセットになって装着される。また、新たにパフォーマンスデータレコーダーがセットオプションとなり、パフォーマンスデータレコーダーのアイコンがMyLinkの画面上に追加され、データレコーダーへのアクセスが可能となる。

価格は「シボレー コルベット Z06」の7速MTが、1425万円、8速ATが1442万円。「シボレー コルベット Z06 コンバーチブル」は8速ATのみで1502万円。Z07パフォーマンス・パッケージ＋パフォーマンスデータレコーダー（セットオプション）は135万円。