カワサキのバイクは大型が中心だが、近年は硬派なだけじゃない
日本には大手のバイクメーカーが4社あり、そのどれもが品質と性能の高さから国内はもちろん、海外のライダーからも非常に人気があります。大手4社のひとつに「カワサキ」が該当しますが、バイクに興味がない人にとってはあまり耳にすることがないメーカーかもしれません。
げた歴史をもつバイクメーカーです。では、国内大手4社の一つ「カワサキ」のバイクにはどのような特徴があるのでしょうか。カワサキのバイクの特徴
カワサキは1896年に造船会社としてはじまり、機関車や飛行機、橋などさまざまものを製造する企業として成長してきました。バイクメーカーとしてのスタートは1953年で、二輪車用エンジンの生産を始めたのがきっかけです。その後、1964年にオートバイメーカーの目黒製作所を吸収し、そのメグロブランドを受け継ぎ本格的にバイク販売を開始しました。
実際、これまで50ccの原付や小型車をほとんど展開せず、中・大型バイクにだけ注力してきました。そのため国内シェアは4位、世界シェアは10位圏外となっているものの、高性能なビッグバイクを作るメーカーとして世界的に高い人気を誇っています。
バイクブームが起きた80年代頃までは50ccモデルも販売していましたが、現在は小排気量のバイクには手を出さず、50cc以下の原付にいたっては30年以上もニューモデルを販売していません。
カワサキの現行ラインナップを占めるのは、排気量250cc以上のバイク。特に大型二輪免許が必要な600cc以上の重量感のあるモデルが充実しており、他のバイクメーカーとは正反対の販売戦略をとっています。そのため、ベテランライダーやコアなファンの間だけに支持される「硬派なバイク」というイメージも根強いです。
しかし近年は、カワサキを代表するスーパースポーツブランド「Ninja」シリーズの250ccや400ccのモデルが販売されるようになり、イメージに変化がみられるようになりました。スタイリッシュで軽快なデザインの車種が増えたことで、ツーリングだけでなく街乗りなどで気軽に乗りたいビギナーや女性のライダーからも注目されるようになっています。
このように大排気量モデルを中心に力を入れてきたカワサキですが、初めて販売したバイクは1954年に登場した「川崎号」と、意外にもスクーターでした。その後、目黒製作所と統合してから本格的にバイクメーカーの道を歩み始めていきます。
カワサキの代表的なバイクとは?
◼︎GPZ900R(Ninja)
「GPZ900R」は、1984年にカワサキの新しいフラッグシップモデルとして登場しました。115psを発揮し、最高速240km/h以上、ゼロヨン加速10秒台という驚異の動力性能をみせつけ世界最速の座についた名車です。
その実力に魅せられた世界中のライダーから熱狂的な支持を受けながら、2003年まで販売されロングセラーを記録しています。なお、GPZ900Rは、カワサキのスポーツバイクのブランド「ニンジャ」の元祖となったモデルです。
◼︎ゼファー
1989年のレーサーレプリカ全盛時に突如、彗星のごとく現れたのが400ccモデルの「ゼファー」です。カワサキの名車「Z2(750RS)」を彷彿させる美しいスタイリングと、速さを求めるのではなく、ゆっくりと走るバイク本来の楽しさを気づかせる点が好評を博し、大ヒットしました。
なお、ゼファーの登場により、新たなジャンルとして「ネイキッド」という言葉が生まれ、ネイキッドブームの火付け役となりました。
◼︎Z900RS
2017年12月に発売となった「Z900RS」は、往年の名車「Z1(900スーパー4)」を忠実に再現したレトロネイキッドスポーツです。現代の最新バイクでありながら、レトロな懐かしい雰囲気を上手く融合させているのが最大の特徴。
Z900RSは、時代の流行にとらわれずにリラックスして乗ることができるモデルです。なお発売以来、大型二輪クラスで6年連続で販売ランキング1位をキープしており、大ヒットモデルとなっています。
※ ※ ※
他の国内大手3社とは足並みを揃えず、どんな時も信念を曲げずに自分の道を突き進むバイクメーカーが「カワサキ」です。
万人向けではない中型モデル以上の硬派なバイクが多いメーカーですが、近年はビギナーや女性にも扱いやすいモデルも増えています。一台でツーリングから街乗りまでマルチに楽しみたいという人は、カワサキのバイクを選ぶのもアリかもしれません。
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みんなのコメント
壊れる
錆びる
ガチャンガチャン動く
イメージだったけど、エストレヤはいたってやわらかいバイクで愛着あります……錆はけっこう出るけど。故障は無いですね。