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【国内試乗】「マツダ マツダ2」世界水準のコンパクトカー

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【国内試乗】「マツダ マツダ2」世界水準のコンパクトカー

「マツダ2」へと名称を改めたマツダ・デミオ。他のマツダ車で行われた一連のアップデートを受け、国産コンパクトカーのステレオタイプなイメージを抜け出し、世界で闘えるクルマへと進化。その走りと内外装の進化をレポートする。

日本のコンパクトカーのイメージを一新!

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長年親しまれてきた「デミオ」は「マツダ2」へとネーミングを変更。歴史や知名度を勘案すると、既存のユーザーが離れてしまうのでは? と老婆心ながら心配してしまったが、鼓動デザイン、上質なインテリア、スカイアクティブ・エンジンなどを手に入れたことで、グローバル水準のコンパクトカーへと成長。そしてこの度、日本以外の国の名称である「マツダ2」へと統一を図ったのだ。

実車を目の前にすると冒頭の不安はすぐに消え失せた。メッシュパターンのフロントグリルと新デザインのLEDヘッドライトは、都会的でスタイリッシュ。足元の高輝度塗装で質感が高められた16インチアルミホイールもサルーンのそれと思えるほど。バイカラーのレザーシートもアカ抜けているから、普段着よりも少し着飾って買い物やドライブに出かけて……と、気づいたらマツダ2で出かけることを想像してワクワクしていた。

もちろん乗り味も期待を裏切らない。スカイアクティブG(ガソリン)なら一体感のある走りが楽しいし、スカイアクティブD(ディーゼル)なら、長距離クルージングもドシっとしていて頼もしいだろう。両方とも新型車ではお馴染みのGベクタリング・コントロール・プラスを備えているから、ドライバーもパッセンジャーも快適な移動時間を過ごせることに違いない。

ひと通りの取材を終え、出発地点に戻ってくると、「デミオ」より「マツダ2」の方が、このクルマにはしっくりとくると感じられた。走りもデザインも世界で闘える日本を代表するコンパクトカーであると確信できたからだ。いち自動車誌の編集者として太鼓判を押したくなる一台であった。

【Specification】マツダ2 15S Lパッケージ(2WD)
■全長×全幅×全高=4065×1695×1525mm
■ホイールベース=2570mm
■トレッド=前1495/後1480mm
■車両重量=1070kg
■乗車定員=5名
■エンジン型式/種類=P5-VPR型/直4DOHC16V
■内径×行径=74.5×85.8mm
■総排気量=1496cc
■圧縮比=12.0
■最高出力=110ps(81kw)/6000rpm
■最大トルク=141Nm(14.4kg- m)/4000rpm
■燃料タンク容量=44L(レギュラー)
■燃費(WLTC)19.0km/L
■トランスミッショッン形式=6速AT
■サスペンション形式=前マクファーソンストラット/コイル、後トーションビーム/コイル
■ブレーキ=前Vディスク/後ドラム
■タイヤ(ホイール)=前185/60R16(5.5J)、後185/60R16(8.5J)
■車両本体価格(税込)=2,090,000円




【Specification】マツダ2 XD Lパッケージ(4WD)
■全長×全幅×全高=4065×1695×1550mm
■ホイールベース=2570mm
■トレッド=前1495/後1480mm
■車両重量=1250kg
■乗車定員=5名
■エンジン型式/種類=S5-DPTR型/直4DOHC16V+ターボ
■内径×行径=76.0×82.6mm
■総排気量=1498cc
■圧縮比=14.8
■最高出力=105ps(77kw)/4000rpm
■最大トルク=250Nm(25.5kg-m)/1500-2500rpm
■燃料タンク容量=44L(軽油)
■燃費=(WLTC)19.4km/L
■トランスミッショッン形式=6速AT
■サスペンション形式=前マクファーソンストラット/コイル、後トーションビーム/コイル
■ブレーキ=前Vディスク、後ドラム
■タイヤ(ホイール)=前185/60R16(5.5J)、後185/60R16(8.5J)
■車両本体価格(税込)=2,711,500円


お問い合わせ
マツダ 0120-386-919

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