現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > プレッシャーがそうさせる? F1新人ラッセル「レッドブル育成ドライバーが”120%”の力を発揮するのは理解できる」と語る

ここから本文です

プレッシャーがそうさせる? F1新人ラッセル「レッドブル育成ドライバーが”120%”の力を発揮するのは理解できる」と語る

掲載 更新
プレッシャーがそうさせる? F1新人ラッセル「レッドブル育成ドライバーが”120%”の力を発揮するのは理解できる」と語る

 ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、これまでの歴史を考えると、レッドブルのジュニア・ドライバーたちが”120%”の力でドライブするのは理解できると語った。その一方で、F2時代からのライバルであり、今季トロロッソ・ホンダからF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、今年成功を収めるだろうと考えている。

 レッドブルは2012年に、アルボンとのジュニアドライバー契約を一旦解除した。その後アルボンは活躍。日産・e.ダムスのフォーミュラEシートを射止めた。しかしレッドブルは、日産・e.ダムスとの交渉の末、アルボンとの契約を取り戻し、今季トロロッソ・ホンダのドライバーとしてF1デビューさせることになった。

【F1通算1000レース特別企画】ニッポンのファンが選ぶ、思い出のF1レースベスト10

 そのアルボンは第2戦バーレーンGPで初ポイントを獲得。中国GPではフリー走行で大クラッシュを喫して予選に出走することができずピットレーンからのスタートとなったが、そこから粘り強いレースを展開し、2戦連続での入賞を果たした。

 アルボンと同じくしてF1デビューを果たしたラッセルは、ウイリアムズのマシンのポテンシャルが著しく不足していることもあり、大苦戦している。メルセデスの育成ドライバーでもあるラッセルは、アルボンについて、次のように語る。

「アレックスは現時点では素晴らしい仕事をしている。誰もが、レッドブルのジュニアドライバーが受けるプレッシャーのことを知っている。だから、彼らがマシンに乗る度に、120%の力を発揮することができる理由も分かっている」

「僕は彼が素晴らしい活躍をすると確信している。素晴らしいドライバーだ。彼はすでに序盤戦でそれを証明した」

 そういったラッセルのコメントを聞いたアルボンは、昨年DAMSのF2シートを得た後も、同じようにプレッシャーがかかり続けていたと語った。

「僕は以前、ジュニアチームにいた。そして昨年でさえ、毎週末自分のシートのためにレースをしていたんだ」

 そうアルボンは語る。

「僕はこの状況について慣れているようなものだ。そして、自分自身に自信を持っている。だから、それについては心配していない」

 ラッセルは一昨年GP3でタイトルを獲得した後、昨年はF2でもチャンピオンに輝いた。そしてF2では、アルボンとタイトルを争うこととなった。そしてラッセル自身も、「プレッシャーを感じてこなかったわけではない」と語った。

「僕だって、プレッシャーを感じて来なかったわけじゃない」

 そうラッセルは語る。

「もし僕がパフォーマンスを発揮できないのなら、メルセデスがそこに留めておくことはないだろう」

「昨年、バーレーンでF2が開幕した時、良くない週末だった。GP3の時、バルセロナでの開幕戦も、悪い週末だった」

 メルセデスF1の代表であるトト・ウルフは、そんなラッセルに声をかけたという。

「トトはその時、『あまり気にすることはない。これは最初のレースだ。シーズンは長い。次はもっとうまくやるように』と語った。彼のオフィスに入った時、僕は叱責されると思っていたんだけどね」

「レッドブルのことについては、それがどのようなモノなのか、僕は知らない。でも、歴史から紐解けば、それは明らかだ」

こんな記事も読まれています

クルマも“美肌ケア”の時代? 高価格な「ノンブラシ洗車機」が今注目されている理由
クルマも“美肌ケア”の時代? 高価格な「ノンブラシ洗車機」が今注目されている理由
Merkmal
ホンダ『シビック』、米国初のハイブリッドは200馬力…「タイプR」以外では最強
ホンダ『シビック』、米国初のハイブリッドは200馬力…「タイプR」以外では最強
レスポンス
CAMSHOP.JP の「浮世絵スーパーカブ Tシャツ」が成田空港にて販売開始!
CAMSHOP.JP の「浮世絵スーパーカブ Tシャツ」が成田空港にて販売開始!
バイクブロス
ホンダが“赤い”新型「2ドアクーペ」公開!? “22年ぶり復活”の「プレリュード」なぜ“真紅”に!? 2024年にも登場期待の「デートカー」米に登場
ホンダが“赤い”新型「2ドアクーペ」公開!? “22年ぶり復活”の「プレリュード」なぜ“真紅”に!? 2024年にも登場期待の「デートカー」米に登場
くるまのニュース
レースの楽しさを思い出させてくれた1戦!イギリス選手権のスーパースポーツクラスにスポット参戦 レーシングライダー大久保光のレースレポート
レースの楽しさを思い出させてくれた1戦!イギリス選手権のスーパースポーツクラスにスポット参戦 レーシングライダー大久保光のレースレポート
バイクのニュース
BYD、欧州初のPHEV発表…SUV『シール U』に設定
BYD、欧州初のPHEV発表…SUV『シール U』に設定
レスポンス
信号待ちで運転手が交替するのはNG! ダメと書いてないのに怒られる「うっかり交通違反」に注意せよ!
信号待ちで運転手が交替するのはNG! ダメと書いてないのに怒られる「うっかり交通違反」に注意せよ!
ベストカーWeb
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #07【番外編】|NDロードスター&マツダ デミオ
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #07【番外編】|NDロードスター&マツダ デミオ
くるくら
ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
レスポンス
「新車100万円以下で買える!」 維持費も安くて最高! “運転初心者”にもオススメ「お手頃な国産車」3選
「新車100万円以下で買える!」 維持費も安くて最高! “運転初心者”にもオススメ「お手頃な国産車」3選
くるまのニュース
さよならV10&ハローV8ツインターボ!ランボルギーニ ウラカン後継車は高回転型800馬力V8ツインターボ搭載の野獣!
さよならV10&ハローV8ツインターボ!ランボルギーニ ウラカン後継車は高回転型800馬力V8ツインターボ搭載の野獣!
AutoBild Japan
ポルシェ、963 LMDhの改良版ツインターボV8投入計画を破棄か。マシン耐久性向上により“低振動”エンジンが不要に
ポルシェ、963 LMDhの改良版ツインターボV8投入計画を破棄か。マシン耐久性向上により“低振動”エンジンが不要に
motorsport.com 日本版
大型トラックの100km/hでの衝突を想定したものも! それならガードレールの内側は安全なのか考えてみた
大型トラックの100km/hでの衝突を想定したものも! それならガードレールの内側は安全なのか考えてみた
WEB CARTOP
『フェラーリ550GTSマラネロ(2004年)』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】
『フェラーリ550GTSマラネロ(2004年)』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
来季F1復帰もあるか? WEC参戦ミック・シューマッハーをアルピーヌが称賛「チームのために尽くしてくれている」
来季F1復帰もあるか? WEC参戦ミック・シューマッハーをアルピーヌが称賛「チームのために尽くしてくれている」
motorsport.com 日本版
〈人テク展2024横浜〉塗装に代わる3次元加飾フィルム、アイカ工業が自動車の外装向けに提案本格化
〈人テク展2024横浜〉塗装に代わる3次元加飾フィルム、アイカ工業が自動車の外装向けに提案本格化
日刊自動車新聞
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
くるまのニュース
モーガンとピニンファリーナのコラボモデル「ミッドサマー」は、2024年夏のグッドウッドで初公開!
モーガンとピニンファリーナのコラボモデル「ミッドサマー」は、2024年夏のグッドウッドで初公開!
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村