MotoGPの2024年チャンピオン争いは現在ホルヘ・マルティン(プラマック)がリードしている。まだ僅差で今後どんな戦いになっていくか予想は難しいが、マルク・マルケス(グレシーニ)は今季のルーキーであるペドロ・アコスタ(GASGAS)を候補から排除することはできないと語った。
今週末第4戦スペインGPが行なわれるMotoGPだが、新人のアコスタは表彰台を連続で獲得する非凡な走りを見せており、チャンピオンシップ争いに加わってくるのではないかという見方が出ている。
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KTM陣営ではアコスタが最もポイントを稼いでおり、現在は首位のマルティンから24ポイント差のランキング4番手につけている状況だ。
ライバルのライダー達も当然アコスタを高く評価しており、遅かれ早かれアコスタがレースで勝利することになるだろうと見ている。
この驚異の新人と常に比較されているのが、マルク・マルケスだ。最高峰クラスの最年少勝利記録を持ち、ルーキーイヤーにチャンピオンに輝いた経験を持つマルケスは、これまでの3戦でアコスタと直接バトルも展開してきた。
そして、マルケスはアコスタをバレンティーノ・ロッシやケーシー・ストーナーなどといったビッグネームを思い起こさせる存在だと考えており、チャンピオン争いの候補から排除することはできないと語った。
「バレンティーノ・ロッシ、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソやケーシー・ストーナー……ペドロはかつてMotoGPに現れたビッグネームを思い出させるよ」
「開幕戦や2戦目で既に表彰台やポールポジション、勝利を争っていたライダー達だ。今年、彼はこれまでもやってきたように表彰台を獲得し、そして勝利していくだろう。そして、他のライダーのようにタイトルを争わない理由はない」
アコスタのMotoGPクラスデビュー以降の走りには多くの驚きの声がある。ただマルケスのように、これは当然のことだったと考える者もいる。
マルケスとしては、第2戦、第3戦と連続表彰台を獲得したアコスタのポテンシャルを、KTM側はしっかりと認識していたはずだと語った。
「僕はペドロがKTM陣営を揺るがしたとは思っていないんだ」とマルケスは言う。
「彼らは自分たちが迎え入れた人物が誰なのか、正確に認識していたはずだし、予想していたと思う。僕は少なくともそう思っている」
「彼がMoto3とMoto2でしてきたことを分析すれば、MotoGPでも彼が速いことは分かっていた。自然な流れだよ」
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